2019年04月18日(木)
キックオフキャンプも2日目。今朝も元気にバイキングの朝食をみんなモリモリ食べています。クラスの親睦も深まり、あちこちでおしゃべりの輪が広がっています。主たる行動はクラスを中心に動いていますが、各プログラムの際にはクラスを解体した新しいグループを作り、レッスンが行われます。その都度お互いを知りあう活動が必要になり、その結果、コミュニケーション力が自然と身についていく試みが行われています。今日はその中でも最もコミュニケーション力が必要となる「チームビルディングプログラム」が行われました。6~7名が1グループになり、与えられた質問に答えていき、獲得した点数を競うというものです。質問の例は次のようなものです。「Q.これは何を表しているのでしょうか?」
これらの質問に正解すると、パスコード(番号)が手に入り、そのパスコードで得点カードの入ったボックスを開錠することができるというシステムです。
各チームとも身体と頭をフル稼働させて、歩き回っていました。「問題を解く」という一つのミッションに全員が一致団結して取り組むことにより、コミュニケーションは深まり、正に一つの「チーム」となっていきました。時間制限の90分を目いっぱいに使い、ゴールの駆け込んでくるときにはどのチームにも笑顔が溢れていました。直接的なコミュニケーションが希薄化し、閉じられたグループ内でのみの交流が中心になってきている現代の社会においては、こうしたリアルなコミュニケーションの機会が限られていますが、今回の経験は生徒たちにとってはとても貴重な機会になっていることでしょう。学校に戻ってから、この体験の真価が問われてきます。生徒たちの変化を楽しみに待ちたいと思います。