初心忘るべからず

今日は日曜日。
昨日の雨が嘘のよいに気持ちよく晴れ上がった一日になりました。
今日は朝から、しばらくぶりに自分の部屋の大掃除をしました。
正確に言うと、不要な書類や資料を大々的に処分しました。
いわゆる断捨離です(!)
ここ数年手をつけていなかった引き出しやファイルを全て広げて、必要なものを整理し、不要なものを思い切って処分しました。
最終的に、大きなゴミ袋2袋分の不要物を処分しました。
担任をしていた頃の学級通信や写真、卒業式に贈られた色紙、新聞の切り抜きや教育雑誌のスクラップ・・・よくぞここまで大事にしまっておいたと思うほど、大量の紙の資料が出てきました。
必要なものはファイリングし、不要なものはゴミ袋へ。
一日がかりの大掃除になってしまいました。

その資料の中から、出身高校でお世話になった教育実習の日誌が出てきました!
大学4年生だった平成2年6月4日~6月16日までの14日間、今からちょうど30年前の記録です。
当時は無我夢中で走り回っていた記憶しか残っていませんが、今改めて読み直してみると・・・。
穴があったら入りたいとは、正にこんな気持ちなのでしょうか。
あまりにも生意気で、偉そうで、いい加減な実習生だったことか、本当に恥ずかしいことばかりが記録されていました。
当時は授業を進めることよりも、生徒たちに自分の思いを伝えることが優先してしまい、進度が全く予定通りにいっていなかった様子が手に取るように分かります。
お世話になった指導教官のH先生からの厳しい言葉がそのまま残っていました。

6月6日(水)  12日(火)に6、7、8、9、11日の記録が提出されました。忙しいようですが、何が自分にとって一番大切なのでしょうか。
6月8日(金)  調子に乗りやすいのだろうか。授業がうまくいっていないと思う。
6月11日(月)  研究授業までに授業が立て直し出来るか不安で仕方がありません。
6月14日(木)  (研究授業を終えて)辞書指導をすると言っておいて実施しないと、生徒が辞書を持参しなくなるかもしれません。その他の点では成功したと思います。85点。

今、ここに書いていても顔が真っ赤になってしまいます。
実習に取り組む上での姿勢や心構えに、学生の甘さが明らかに出てしまっている様子がコメントに表れていました。
H先生からは日誌に書かれている以上に、教師としてあるべき姿や心構えをたくさん教えていただきました。
そして、最終日にはこんなコメントをいただきました。

6月16日(土)  貴方の態度と「はい、はい」という応対が余りにも立派だったので、二週目に入って色々見えてきて、急いで厳しい指導をしました。とても良い教師になれる方だと心から思っています。

最後の最後に本当にありがたいお言葉をいただきました。
それが無かったら、自信喪失と自己嫌悪だけで終わってしまった教育実習になっていたでしょう。
お世話になった今は亡きH先生に心より感謝しています。本当にありがとうございました。

大学卒業後、民間企業に勤務してから教員になって、今年で22年目。
もう一度原点に帰って、教師としての自分の在り方を見つめ直したいと思いました。

初心忘るべからず。

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