読書のススメ

今日は「昭和の日」、祝日です。
例年であればゴールデンウィークの始まりといったところですが、今年は全く様相が異なります。
非日常の中で毎日を過ごしていると、曜日の感覚が麻痺してしまう時があります。
朝起きる時間や夜寝る時間も、少しずつ狂い始めていることを実感しているのですが、なかなか切り替えることが出来ないのが現状です。
皆さんもいわゆる「自粛疲れ」が出てきていることでしょう。
緊急事態宣言の延長については、もう少し先に持ち越しとなりましたが、焦らず、決まったことに粛々と対応していきましょう。

休校中のために、私たち教員も在宅勤務が基本となり、時間だけは十分にあります。
普段出来ない業務に時間を割けることはもちろんですが、本を読む時間がたくさん持てることが何よりです。
教員はアウトプット(生徒に話す、伝える)が多い職業ですが、そのためにはインプット(情報収集)がとても重要です。
専門教科の教材研究はもちろんですが、教育に関すること、法律に関すること、心理学に関すること、身体に関すること・・・。
授業はもちろん、教育活動には様々な知識や情報が役に立ち、知っていて損するような知識は一つもありません。
如何に自分の引き出しを増やし、知識や情報をストックしておくかが大切です。
日々の忙しさにかまけて、中々インプットをする時間が無かったので、この期間は出来るだけ多くの時間を読書に割くようにしています。
この年齢になっても、好奇心だけは旺盛で、面白そうな本は手当たり次第で買ってしまいます。
行動自粛のために本屋に行くこともままなりませんが、欲しい本があるとついついネットで注文してしまいます(涙)。
最近は電子書籍で購入することも出来るようですが、やはり本は紙で読まないと気が済まず、切り替えが中々出来ません。
ネットで注文すれば、それを配達する職業の方の手を煩わせることになり、結果的に行動自粛になっていないことを考えると、考えないといけませんね。
新しい本だけでなく、読まずに置いてある本もたくさんあります。
まずは、こうした「積読(つんどく)状態」になっている本から手をつけていきたいと思います。
折を見て、読んだ本の紹介もしていきたいと思っています。

生徒の皆さん、読書は知的好奇心を満たすことはもちろん、自分の引き出しを増やすための最高の機会です。
時間だけは十分にある、この自粛期間だからこそ、一日10分でもいいので本を開いてみてください。
どんなジャンルの本でも構わないので、活字に触れてください。
図書館が閉鎖している状況で、なかなか新しい本を買う余裕はないかもしれませんが、家の中を探すと案外読める本や雑誌があるのではないでしょうか。
しばらく続くことが想定される自粛生活です。
気持ちを落ち着かせる意味でも読書をお薦めします。

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