さぁ、舞台は整った!

世界中の誰も経験したことの無い、苦しい状況が続いています。
そんな苦しい時になると、思いだす話があります。
20年以上前に、新聞か何かで読んだ話なので、細かい部分に誤りがあるかもしれません。
事実と違っている点は、お許し下さい。

サッカーワールドカップのアジア予選の最中の話です。
いつのワールドカップかは忘れてしまいましたが、その言葉を言った選手の名前だけは覚えています。
日本代表で長く活躍したディフェンダー都並敏史(つなみさとし)選手です。

初のワールドカップ出場を期待された日本代表が、アジア予選に臨んでいました。
前評判は高く、初戦は軽く勝利したものの、その後は思うような試合が出来ず、格下相手に引き分けや敗戦が続き、あわや予選落ちの危機に瀕してしまいました。
次の試合に勝たなければ、ほぼ予選突破はあり得ないという大事な試合。
相手は負けるはずの無い格下のチーム。(どこの国かは忘れました)
ところが、その試合にも引き分けてしまい、日本は絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。
チームの雰囲気も最悪になり、周囲のマスコミも、危機的状況と書き立てる。
あの闘将ラモスでさえも、暗い顔をして落ち込んでいる中で、都並選手はこう言ったというのです。

「さあ、舞台は整った!この状況から勝ち上がれば、俺たちはヒーローになれる」

詳しいシチュエーションは、全く違っているかもしれません。
ただ、危機的状況を前向きにとらえ、気持ちを奮い立たせて対処したという話は事実でしょう。
そして、マイナス思考を、プラス思考に変えるトリガー(引き金/きっかけ)となる言葉だったのでしょう。
正に、ピンチをチャンスに変えてくれる言葉だったのではないでしょうか。
この話を聞いたとき、私はすでに社会人になっていました。
教員になる前、8年間勤めていた旅行会社時代のことです。
当時、自分が企画したツアーに同行していると、悪天候などで危機的な状況に遭遇することがありました。
そんな時に自分を鼓舞し、励ます意味で「さあ、舞台は整った!」とよく口にしていました。
教員となってからも、壁にぶつかったり、難題に直面したときには、この言葉をよく思い出していました。

新型コロナウイルスの感染が広がる今の状況は、正に危機的状況です。
ともすると下を向きそうな状況だからこそ、この言葉で心を落ち着け、自分を奮い立たせています。
この状況を乗り越えたその先に、明るい未来が待っていることを信じて。
共に力を合わせて、この難局を乗り越えましょう!

朝の来ない夜は無い。 After night comes the day!

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