それでも時は流れていきます…

今日から5月の始まりです。
感染拡大防止のためとはいえ、長期間、非日常的な生活が続くと、時間の感覚が分からなくなってしまいます。
在宅勤務が続くと、曜日の感覚が無くなる時もありますし、起床や就寝の時間が狂ってしまうことは多々あります。
さらに言えば、常に先のことばかり考えているために、時間が過ぎるのがあっという間に感じるときもありますし、頭はずーっと先に進んでいるのに、時間だけがゆっくり過ぎているように感じるときもあります。
そんな具合に、時間の感覚がおかしくなっっているここ最近です。

今朝、深谷駅から学校までの唐沢川沿いを歩いているときに、ふと桜の木をみると、すっかり様子が変わっていました。
あれだけ満開の花を誇っていた桜並木が、すっかり緑に変わっていることに気付いたのです。
たしかに、4月の始めには満開の桜に感激していたのですが、その花が散って、青葉に変わっていることに全く気付いていませんでした。
毎日通っている道ですが、その風景の変化も感じられないほど、日常が慌しかったことを改めて感じました。
と同時に、心に如何に余裕が無いのかに気付かされ、「これではいかん!」と実感しました。

「心のコップを上向きに」という言葉は、人の助言を積極的に受け入れる姿勢としてよく使われ表現ですが、周囲の状況を冷静に受け止める、つまり周りを見回す余裕を持つ、という意味もあるのではないかと思います。
そういう意味では、ここ最近の自分は「コップが上を向いていない」状態であることを指摘されたようで、もう少し心に余裕を持たなければいけないことを自覚しました。
知らず知らずのうちに、ある種の「自粛疲れ」だとしたら、注意しなければいけないと感じました。
幸い明日からは連休です。
ステイホームしながら、心身のリフレッシュを図り、季節の変化を感じられる程度の心の余裕は取り戻したいと思います。

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