新しい生活様式。

今日で連休もひとまず終わりになります。
臨時休業が延長となっているため、直ちに学校再開というわけにはいきませんが、ひとまず日常生活がまた動き出します。

緊急事態宣言も延長される中、新型コロナウイルスの感染者数は確実に減少に転じつつあります。
一昨日には、政府の専門家会議から、感染の広がりを長期的に防ぐための「新しい生活様式」が示されました。
これまで意識して実践してきたことを、一時的にではなく継続的に実施し、日常生活の中に定着させていこうというものです。
ウイルスとの闘いが長丁場におよぶことから、自分だけでなく、家族や友人、隣人の命も守っていくことを目的としています。
具体的に例を挙げると、
  ①外出時は必ずマスクを着用。
  ②人との間隔は2m空ける。
  ③手は水と石けんで30秒程度洗う。
  ④誰とどこで会ったかをメモする。
  ⑤帰省や旅行は控えめに。
  ⑥買い物は通販や電子決算を活用。
  ⑦食事は横並びに座り、大皿は避ける。
  ⑧冠婚葬祭などでは多人数で会食しない。
  ⑨テレワークや時差出勤を継続。
  ⑩仕事の会議や名刺交換はオンラインで。
  ⑪トイレはフタを閉めて流すように表示。
  ⑫施設の入り口に手指の消毒設備を置く。   
などです。

こうして並べて見ても、今の私には何ら違和感はありません。
しかし、数ヶ月前だったら、何でこんなことまでしなければいけないのか、と疑問を持ったはずです。
ところが、状況や環境が変わってしまうと、ここまでしないと感染を防ぐことができないのです。
そのためには、これらの行動を生活習慣化させる必要があるということです。
具体例を見ると、意識すれば十分に可能な行動が多くあります。
その反面、意識しても身体に染みついている行動については、なかなか切り替えるのが難しそうです。
特に習慣化しているものについては、意識しないといつも通りにやってしまいそうになります。
④誰とどこで会ったかメモする、⑦横並びでの食事、⑩名刺交換はオンラインなどは、その都度、思い出して行動したいと思います。

「新しい生活様式」の例としては挙げられていませんが、私が一番意識しなければならないのが「握手を控える」ということです。
少しでも私のことを知っている方は、「加藤=握手」「握手=加藤」と思っている方が多いかもしれません。
日常や初対面の挨拶はもちろん、ことあるごとに握手をしてきましたし、卒業式の最後は、毎年全員の生徒と握手して送り出してきました。
握手を私が意識してするようなったのは、中学時代の英語の先生の影響によるものです。
その先生からは、握手とは「自分が敵ではないことを相手に示す」ためのものであり、その信頼の証として「強くしっかり握る」ことを意識しなさいと教えられました。
それ以来、挨拶をするときには、意識して握手することを心掛けてきました。
最近は、接触を伴う行為が誤解される可能性もあることから、十分気をつけなければと思っていたところでしたが、今回の件で決定的になりました。
握手はあくまでも形式的なものなので、それが無くなったからといって、信頼関係の構築に影響するわけではありません。
しかし、もはや習慣化していた私にとっては、自分の表現方法を一つ失ってしまったようで、少しさみしく感じていたところでした。
これも感染防止のためと割り切り、「新しい生活様式」として別の表現方法を考えたいと思います。
よい代案がすぐには見つからないので、まずは今まで以上に「気持ちのよい挨拶」を心掛け、そこから信頼関係を築けるよう努力していきたいと思います。

 

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