大学受験物語①

連休明けの今日も気持ちのよい一日になりました。
5月に入ったとはいえ、朝晩はまだまだ冷え込む日もあります。
風邪にも十分注意していきましょう。
現在は休校中の特別指導期間となっていますが、今日も先生方は動画撮影やオンラインでのミーティングなど、それぞれの教育活動に取り組んでいます。
休校期間の延長により、しばらく現在の状態が続きますが、今できる最善の努力を続けていきたいと思います。

オンラインによる家庭での学習に取り組んでいる生徒の中でも、大学受験を目指す3年生にとっては、毎日が不安との闘いかもしれません。
大学入試改革の初年度であることに加えて、実際の入試はどうなるのか。
9月入学がささやかれている中で、本当に移行するのか。
評定平均を出すために、定期試験はどのように行なうのか。
オープンキャンパスは実施されるのか。
そもそも大学のパンフレットさえ手に入らないけれど・・・
数え出したらきりが無いほど、心配事は尽きないでしょう。
今はとにかく、情報が入るまでしばらく待とうとしか言いようがありません。
学校からの情報を待つと同時に、個人でも情報の収集に当たって欲しいと思います。

さて、今から34年前、私も高校3年生の受験生でした。
在籍していた高校は、自由な校風の公立高校でしたので、大学の情報収集はもっぱら自分でしていました。
インターネットやSNSなど全く無い時代だったので、学校の図書館や本屋に行っては、旺文社の蛍雪時代や大学年鑑などで情報を集めました。
正直言って当時の私は、大学進学についての知識がほとんどありませんでした。
その上、部活ばかりやっていたため、受験勉強らしい受験勉強は全くしていませんでした。
それもそのはずで、当時の私は、楽をして大学へ行くことしか考えていませんでした。
そのために手っ取り早いのは、校内選考を突破して、指定校推薦の資格を手に入れること。
高校入学当初からそう考えていたので、とにかく定期試験の時だけは必死に努力しました。
その甲斐あって、評定平均はそれなりの成績を維持できていたので、3年生の夏休み前には安心しきっていました。
そして、受験勉強を全くせずに、ひと夏を過ごしてしまいました。
当時、各高校へ割り当てられている指定校推薦枠は、極めて狭き門で、校内選考はかなり高いハードルとなっていました。
それでも、私はこの成績なら何とかなるだろうと高をくくっていたのです。
完全な慢心です。
私の目標は、大学で英語を専門に勉強し、将来は英語の教員になることでした。
そして、第一志望の大学からは、私の高校に1名分の指定校推薦枠が与えられていました。
当然ながら、その枠は自分が手に入れるものと完全に思い込んでいました。
しかし・・・
9月のある日、担任の先生に呼ばれて職員室へ行くと、私の成績を上回る生徒が1名いて、その生徒が校内選考を通ったという結果を知らされました。
私が勝手に描いた受験ストーリーは、見事に砕け散ったのでした(涙)。
お先真っ暗な状態になりながらも、季節は秋に差し掛かりつつありました。

つづく・・・

 

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