今回の『Mind Charging』は、アメリカの教育家、社会福祉活動家、著作家である『ヘレン・ケラー』の名言です。
左の座っている女性が彼女です。1歳半の時に高熱(現在では猩紅熱と考えられています)に伴う髄膜炎に罹患してしまいます。医師と家族の懸命な治療により一命は取り留めたものの、聴力と視力を失い、話すことさえできなくなってしまいました。しかし彼女は、視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くしました。
『三重苦』などと表現されることもある非常に辛い状態で、なぜここまで人のために自分の力を尽くす人間になることができたのか。今回の言葉は『だからこそ』辿り着いた彼女の哲学を感じる言葉です。
※バックナンバーも是非ご覧ください!