ICTルームを覗いてみました。

今日は土曜日。
今週も今日で終わりです。
いよいよ来週から、学校再開です!

昨日、校内を歩きまわりながら、準備の様子を見ていたところ、ある部屋から明るい声が聞こえてきました。
近づいてみると、本校のICT教育の要である「ICTルーム」でした。
ICT教育に関連するiPadやプロジェクター等の機器や備品の管理と、生徒や教員の質問やトラブルに対応する部屋です。
いわば「ICTの駆け込み寺」です。
ここでICT委員長の春山教諭(英語)と山田教諭(数学)が、オンライン授業について議論をしているところでした。
しばらくすると、別の教員がアプリの質問にやって来ました。
本校には、両教諭を含めて6名のICT委員の先生方がいます。
それぞれ教科や校務分掌は異なりますが、iPadの活用法やアプリの選定、教員研修などの中心になって活躍してくれています。

本校でiPadの導入を決定したのは、今から5年前。
まだまだタブレットを導入する学校が少ない中でしたので、試行錯誤を繰り返しながらのスタートでした。
1年以上をかけて、教員向けの研修会やセミナーを繰り返し行いましたが、先生方には大変な苦労を掛けてきました。
導入初年度は、1年生だけがiPadを持つ状況だったため、他の学年には貸し出し用の機器を準備しましたが、授業での活用はまだまだ限定的なものでした。
1年生は、入学直後のキックオフキャンプをはじめ、G-CAT(探求型修学旅行)の事前指導など、授業以外でもiPadを積極的に活用していきました。
その間、iPadの使用に関しては、想定外のトラブルも多々ありました。
それでも、使用規定に関しては、ある程度の自由度を与え、生徒自身が自主規制をしていく方向でここまで進めてきました。
そして、令和2年度の入学生をもって、生徒全員がiPadを持つことになり、これから学校全体で活用がさらに進むことが期待されていました。
そんな矢先、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校期間が始まりました。
誰もが想像もしていなかった非常事態となってしまいましたが、本当に幸いだったのは、全学年のiPadがそろったタイミングだったことです。
それによって、オンライン授業の配信を4月半ばから始めることが出来ました。
職員会議で使い慣れたロイロノートによって、授業の配信もスムーズに出来ました。
Zoomを使ったホームルームでは、ほぼ毎日生徒たちの顔を見ることができました。
先生方にとっては、普段の授業と違う負担と気遣いになりましたが、これまで続けてきたiPadへの取り組みが生きることになりました。
ここで身につけたスキルと自信は、必ず今後の財産になっていくはずです。
慣れないオンライン授業に対して、積極的に取り組んでくれた先生方には感謝の言葉しかありません。

今回の休校期間が始まる前、春山教諭は「ピンチをチャンスに変えたい」と話してくれました。
とても心強い言葉でした。
新型コロナウイルスという未知のウイルスは、私たちにとって大きな脅威です。
しかし、ただ漫然とこの脅威に怯えるだけでなく、この脅威にどう立ち向かい、そこからどう立ち上がっていくかで真価が問われます。
まだまだこの闘いは続いていきます。
今後、どのような事態になろうとも、その時点で出来ることに全力で取り組んでいきたいと思います。

この危機を無駄にしない。 Never waste the good crisis!

   

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