不安な気持ちは、みんな一緒です。

今日は日曜日。
ただし、ただの日曜日ではありません。
長い休校後、学校が再開される前の最後の休日です。

今朝はいつもより、ずいぶん遅い起床になってしまいました。
と言うのも、昨日の夜、なかなか寝付けなかったためです。
布団に入り、眠ろうと目をつぶっても、頭の中でいろいろなことが巡ってしまい、眠れません。
どうしても月曜から再開される学校のことに頭が行ってしまうのです。
先週まで、様々な想定をして可能な限りの準備を整えてきたつもりですが、あの場所の消毒は?こんな時はどうする?この報告はどこにする?・・・
考え始めると不安が次々と浮かんできて、目がさえてしまいました。
何度も、寝よう寝ようと目をつぶるのですが、
生徒は大丈夫か?感染したらどうしよう?部活はいつから出来る?学食は?スクールバスは?電車は大丈夫?
心配は尽きることがありません。

特に長い休校の後なので、何よりも生徒の様子が気になります。
大人の私でも、まして教員である私でもこれだけ不安になるわけですから、生徒にとってはなおさら不安でしょう。
もちろん、学校再開を喜ぶ部分もあるでしょうが、身体はすっかり休校期間中の生活に慣れきってしまっています。
朝の起床時間からして、ずいぶん早くに戻さなければいけない人が多いのではないでしょうか。
授業はオンラインで受けていたとはいえ、実際に教科担当と顔を会わせるのは初めてという場合もあるはずです。
ホームルームもiPadを通して話をするのとは、明らかに違います。
ましてや1年生やクラス替えをしたクラスでは、ほとんどのクラスメイトの名前と顔が一致しない状態です。
はたして無事に学校生活に戻れるのだろうか・・・不安はなかなか尽きませんね。

でも、心配しないで下さい。
なぜなら、みんな一緒だからです。
最初に書いたように、大人も含めて、みんな不安なのです。
なぜなら、誰もが初めての経験だからです。
初めてということは、イコール知らないということで、知らないから不安になるのです。
でも考えてみれば、休校前に普通に登校していた状態でも、毎日は知らないことだらけだったはずです。
学校で何が起きるのか、授業でどんなことを勉強するのか、どんな質問をされるのか、友達がどんな反応をするのか・・・。
そんな知らないことだらけの日常でも、普通に学校生活を過ごせていたのは、そういった状態に慣れてしまっているからです。
ということで言えば、慣れてしまえば何てことはない、ということです。
久しぶりの登校なので、不安や心配事が沢山あるでしょうが、学校が始まってしまえばいつの間にか、そんな不安も吹き飛んでしまうはずです。
慣れるまでは、少ししんどい時期が続きますが、慌てず焦らず、少しずつ「頭」と「身体」そして「心」を慣らしていきましょう。

Today is the first day of the rest of your life.   「今日という日は、残りの人生の最初の一日」

心機一転、明日から新しい生活の始まりです。
過去を悔やまず、未来を恐れず、今を全力で生きていきましょう!

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