学生寮を紹介します。

今日は金曜日。
学校再開後、最初の週が終わろうとしています。
生徒にとっても、我々教員にとっても、ある種の緊張感に包まれた1週間でした。

昨年12月、5号館の前に、新しい建物が建てられました。
生徒用の学生寮です。
寮の名前は「VARROD’Z ZEN (バロッズ・ゼン)」。
浄土宗の開祖法然上人の志に学び、「学問に励む」という高校生の本来の在り方を極め、実践する場としての意味を込め、「然 (ZEN)」と名付けられました。
以前の学生寮の閉鎖に伴い、この場所に新たに建てられました。
現在はトップアスリートクラブ(強化クラブ)の男女合わせて62名が利用していますが、将来的には、より幅広い生徒の利用を考えています。

この学生寮は、多くの人たちとの「出会い」と「ご縁」によって建てられました。
本校に隣接する土地を、「ご縁」があって取得することになりました。
その土地の有効活用を検討していた時に、岐阜県でバスケットボールの強豪校の支援をしていた、岐阜県可児市のネクストイノベーション株式会社の大野社長と男子バスケットボール部の成田監督が「出会い」ました。
そこから学生寮建設の話が具体的に進んでいきます。
社会貢献を会社方針に掲げる大野社長は、その一環として学生寮を建設し、頑張る高校生をサポートする業務を始めていました。
さらに、大野社長の親族が深谷にご縁があったこともあり、寮の建設と運営管理をお願いすることに決まりました。
こうした「ご縁」と「出会い」によって、今ここに新い学生寮があるのです。

学校の目の前にある新しい学生寮ですが、ここ最近様子を見ていなかったので、成田教諭の案内で中の様子を見に行ってきました。
写真にもあるとおり、食堂をはじめ、新しいことはもちろん、高校生向きのおしゃれな内外装になっています。
防犯カメラの設置やスマートキーの採用など、セキュリティ面も万全の体制が整っています。
そして、何よりも学校の目の前ということで、とても効率よく日常生活を送れているようです。
食事面のサポートも整い、地元深谷出身の職人さんが、調理を担当してくれています。
これも「出会い」からつながった「ご縁」です。
今回はプライバシーの関係で個室の写真は割愛していますが、一人部屋での生活もとても快適だと、生徒たちが話してくれました。
自宅を離れた寮での生活は、不安なことも多いことと思いますが、自律と自立を身につける絶好の機会でもあります。
多くの人との「ご縁」と「出会い」に感謝しながら、充実した寮生活を送って欲しいと思います。

 

 

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