本日、関東地方も梅雨入りしました。
例年よりも少しだけ遅い梅雨入りとなりました。
長雨が続くと気分も沈みがちになりますが、元気を出していきましょう!
先週から始まった分散登校ですが、本校ではオンライン授業で対応できない実技科目を中心に、授業を行っています。
音楽や美術、情報や体育、茶道や華道といった自宅では学習できない科目は、登校しての対応を行っています。
また、それらの授業と並行して、1年生はオリエンテーションやクラブ紹介などをウェブで実施し、一日も早く学校生活に慣れるためのガイダンスを行っています。
こうした対応が可能なのは、4月半ばの早い段階からオンライン授業を行ってきたためです。
その結果、授業の進度を保つことができ、出来た余裕を実技科目の授業に割り当てています。
また、感染拡大の第二波が襲ってきた場合には、これまでのオンライン授業中心の自宅学習に、再度切り替える準備も進めています。
オンライン授業の効率性を活用しながら、対面授業でしか出来ない授業には登校して対応するという、それぞれの有効性を活かしたハイブリッド型の授業展開を進めています。
授業の様子が気になり、少しだけ校内を散歩してみました。
各授業とも、3密を防ぐためにマスクの着用、消毒、換気を行いながら、授業を進めていました。
音楽の授業では、合唱などの大きな声を出すことが難しいため、沖縄の伝統楽器である三線に取り組んでいました。
本校の茶室で行われていた3年生の茶道の授業では、基本の作法を繰り返し練習していました。
実物の和菓子を食べる機会もあり、生徒たちは集中して取り組んでいました。
華道の授業では、実際に花を生けながら、自分の作品を仕上げていました。
普段は滅多に出来ない茶道や華道は、宗教実技の授業の一環として行われています。
どちらの授業も慣れない作法に戸惑いながらも、真剣な表情で取り組んでいました。
情報の授業はパソコン室で行われていました。
スマホの操作はバッチリでも、パソコンとなると勝手が違うようです。
キーボードの操作に慣れるまでは、もう少し時間がかかりそうでした。
現在、小康状態にある感染拡大の状況が、今後著しく悪化しない限りは、22日(月)から通常登校に戻ります。
一日も早く通常の教育活動が行えるようになることを願うと共に、今回の休校期間を通して各自が学んだことを忘れずに、今後の学校生活に繋げてくれることを期待しています。