笑う門には…

朝から雨交じりの土曜日となりました。
今週も今日で終わりです。
授業がない今日は、3年生の模擬試験が行われていました。
進路選択にも関係する大切な試験です。
久しぶりの緊張する場でしたが、どの顔も真剣そのもので、希望進路の実現に懸ける熱い思いが伝わってきました。

毎朝、学校に来ると校内を散歩しています。
散歩といっても、窓を開けたり、電気をつけたりと、校内の様子を見ながら気ままに歩き廻っています。
ときおりいくつかの教室を覗きながら、クラスの雰囲気を感じるよう努めています。
それぞれの教室には、そのクラスの日常の様子が表れているものです。

机がビシッと並んで整然としている教室。
黒板に授業の板書が残ったままの教室。
ゴミ一つ落ちていない教室。
机の上に物が置かれている教室…。

教室に生徒が一人もいなくても、普段の雰囲気は分かるものです。
落ち着いて勉強するためには、落ち着いた環境が必要です。
さらに、新型コロナウイルス感染防止のために、教室整備はもちろん、換気と消毒の作業が加わっています。
毎日、毎日の作業は惰性になりがちですが、各クラスのルーティーンとして、継続して感染防止に努めて欲しいと思います。

ふとある教室に足を踏み入れたとき、こんな掲示物を見つけました。

「笑う門には福来たる」という言葉が、カラーリングも鮮やかに、デザイン的に並んでいました。
私も大好きな言葉だったので、思わずじっくりと見てしまいました。
左下には、作製した生徒の名前が書かれていて、美術の授業で作られた作品だということが分かります。
「笑う」という行為には、脳を刺激して、物事を前向きに考えさせる効果があると言います。
刺激された脳から出される神経伝達物質である「エンドロフィン」には、人を幸せな気分にさせてくれる効果があります。
また、口角(口の両端)が引き上げられることで、やる気やモチベーションを引き出す、「ドーパミン」も出されます。
このように、笑いには正に「福」をもたらす様々な効果があるのです。

担任の先生に聞いてみると、
「卒業生が贈ってくれたものですが、常に忘れずに意識しておきたいと思い、大切に教室に飾っています」と話してくれました。
作製した生徒はすでに卒業していますが、彼が在籍中に、一生懸命に受験勉強していたことやクラブとの両立に苦しんでいたこと、そして、それを担任が最後までサポートし続けていたことを知っていたので、話を聞いて、思わずウルッと来てしまいました。
これからも、「笑い」を忘れずに、クラスのみんながHAPPYに毎日を過ごせることを祈っています。
朝から、いいものを見ることが出来ました。

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