笑う門には福来たる(思い出バージョン)

今日は日曜日。
それでもいつも通りに目が覚めてしまいました。
身体もようやく、普段の時間の感覚に戻ってきたようです。
明日からの一週間に備え、鋭気を養う一日になりました。

昨日は「笑う門には福来たる」について書きました。
笑うことによって、前向きな気持ちになることは科学的にも証明されていて、笑うことで「エンドロフィン」という神経伝達物質が分泌され、ポジティブな気持ちになれることを書きました。

「笑う」というと、どうしても忘れられない過去の記憶が蘇ってきてしまいます。
今思い出しても、顔が火照ってしまうほどの恥ずかしい出来事です。
私の高校時代の出来事です。
確か高校2年生だった思うのですが、その当たりの記憶は曖昧です。
私が通っていた高校も、本校と同じように芸術科目が選択でした。
音楽、美術、書道の中から、私は音楽を選択していました。
音楽担当の先生は、男性の先生で、指導が厳しいことで有名な先生でした。
先輩から聞かされる数々の逸話に恐れおののきながらも、まじめにやっていればきちんと評価してくれると聞き、授業には真剣に取り組んでいました。
授業でどんな歌を歌ったとか、授業中がどんな雰囲気だったかといったことは、全く記憶に残っていません。
しかし、あの時の出来事は今でも鮮明に覚えています。

音楽の授業では、当然のこととして、評価をするためのテストがあります。
そう、歌のテストです。
毎回、歌のテストは、授業でやった歌を先生の前でアカペラで歌うことでした。
授業では、男女別に4つのパートに分かれて歌の練習をします。
女子はソプラノとアルト。男子はテナー(=テノール)とベース(=バス)に分かれていました。
元来、声の低い私は、当然ながらベースのパートに入り、練習をしていました。
歌のテストは、各パートの男女2名ずつの4人が1組になって、先生の待つ準備室へ呼ばれてテストを受けることになっていました。
つまり、一人で受けるテストでは無く、パートの全員が一緒に受けるテストということです。
いよいよ私たちのグループの番になりました。
アカペラでのテストですが、最初の一音だけ、先生がピアノで出してくれます。
それを合図に、全員で歌い始めるという形です。
テストに向けて、全員で何度も何度も練習を重ね、いよいよ本番となりました。
先生が最初の一音を出します。
「ピン」

「プッ!(笑)」
なぜか・・・、その途端に私は笑い出して、吹き出してしまったのです。
今思い出しても、理由は全く分かりません。
ピアノの「ピン」という音を聞いて、笑いが止まらなくなってしまったのです。
極度の緊張からか、その些細な音がきっかけになり、笑いのツボにはまってしまったのです。
仕切り直しで、先生が何回も音を出してくれましたが、その度に私が吹き出してしまうのです。
「すいません!」
何回もやり直しをお願いしますが、その度に「プッ!」の繰り返しです。
もうどうにも笑いが止まらないのです。
だんだんと同じグループの友達の表情が引きつってきます。
同じことが何回も繰り返されることに、とうとう先生の堪忍袋の緒が切れ、「終わり!」の声と共に、テストが終わってしまいました。
その後、先生にすぐに謝りに行きました。
他のメンバーも一緒に行ってくれたので、さすがの先生も再試験のチャンスを与えてくれました。
再試験のことは全く覚えていないのですが、何とか単位はもらえたことを思うと、きっと再試験は上手く行ったのでしょう。

「笑う」というと、いつもこの時のことを思い出してしまいます。
あれは何だったのでしょうか・・・。
私にもこんな高校時代がありました。
恥ずかしい思い出と共に、当時を懐かしんでいます。
今では古き良き思い出の一つになっています。

「笑う門には福来たる」
明日からの一週間も、この言葉を忘れずに過ごしていきたいと思います。

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