今日も暑い一日になりました。
分散登校も残りわずか。来週からの通常登校が待ち遠しいところです。
本日、文部科学省より、来年初めて行われる「大学入学共通テスト」について、予定を変更せずに来年1月16日、17日に行うことが正式に発表されました。試験範囲の調整などはありそうですが、大枠としては当初の予定通り実施ということになりました。
今回の大学入試に関しては、二転三転、紆余曲折、かなり振り回された感がぬぐえません。
英語外部試験、国数での記述式試験の見送りと、高校入学当初から対応を準備してきた現高校3年生にとっては、不安と焦りを産むことになりました。
さらに、そこへ新型コロナウイルスが追い打ちを掛けました。
今まさに受験勉強の真っ最中の3年生にとっては、勉強どころでは無い状況かもしれませんが、今日で日程も決まり、後は覚悟を決めるだけです。
試験の日程や形式が変わっても、入試試験自体があることに変わりはありません。
やるべき準備に変わりは無いのです。
もちろん、今後発表される各大学の実施要項に応じて微調整は必要でしょうが、学力を高めておくこと以外に対応する方法はありません。
混沌としている周りの状況を、受験勉強に集中できない理由にする人もいますが、条件は全国の受験生みな一緒です。
今日を境に気持ちをリセットして、再度目標を明確にして欲しいと思います。
ぶれずに、今できることに全力を尽くすことこそが、最終的な勝利への近道です。
このことを忘れずに、精進して欲しいと思います。
また、例年であればオープンキャンパスが始まる時期でもあります。
残念ながら、多くの大学が6月、7月の実施については見送ることを発表しています。
これもまた、受験勉強に集中できない理由の一つにになってしまうのかもしれませんが、オープンキャンパスだけがその大学を知る方法ではありません。
ホームページはもちろん、その気になって様々な角度から情報を集めてみると、思っている以上の情報が手に入るはずです。
ジタバタしても何も始まりません。
こんなタイミングで受験を迎えることは気の毒なことですが、こんな状況だからこそ、その人の真価が問われるのです。
慌てず、焦らず、今できることに全力を尽くす。
この経験こそが、大学受験以上に、それぞれの人間力を試される試験になるのかもしれません。
Good Luck! 皆さんの成功を祈っています。