小さな心づかい。

今日は土曜日、1週間の終わりです。
夏期休業までは土曜講座を実施しないために、今日は授業がありません。

学校が再開してから、体調管理のために、生徒も教員も必ず「健康観察カード」を記入しています。
その日の体温と体調を確認し、新型コロナウイルスの感染防止に努めることが目的です。
万一、体温が37.0℃以上となった場合、大事をとって登校・出勤を控えることを決めています。
その「健康観察カード」ですが、記入・提出・確認がしやすいように、手書きのカードを使っています。
私も毎朝の出勤後、検温してから保健室へ提出します。
養護教諭の志村先生と飛田先生の確認が終わると、確認印が押され、私のところへ戻ってきます。
この確認印を見るたびに、私は二人の心づかいを感じてしまいます。
その確認印は、かわいいイラスト風のスタンプで、毎回デザインと色を変えて、押されているのです。
気にしなければ、何てことのない小さなことですが、この小さな心づかいが、私にはとても温かいものに感じられます。
健康観察というと、感染防止のためとはいえ、何となくやらされている感が強くなり、面倒な作業になりがちです。
その面倒な作業も、ほんのちょっとした心づかいで、前向きな気持ちにさせられます。
元来、単純な私などは、明日はどんなスタンプ?などと楽しみになってしまうのです。
何種類のスタンプを用意してくれているのかは知りませんが、結構なパターンがあるようで、毎回楽しみにしています。
単調な作業を苦にさせず、平凡な日常をこうして楽しいものに変えてくれるお二人には、とても感謝しています。
また、保健室の前には、マスクの着用を促すポスターが貼られています。
こちらも、マスク着用への感謝の言葉から始まっています。
同じマスク着用の要請であっても、生徒たちはどれだけ前向きにそれを捕らえられることでしょうか。
ほんの小さな心づかいが、人の気持ちにどれだけの影響を与えることか。
改めて気づかせてくれた、お二人の心づかいでした。
志村先生、飛田先生、ありがとうございます。
引き続き感染防止にご協力をお願いします。

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