期末試験も終盤戦に入りました。
ラストスパートをかけて乗り切りましょう。
今日は、ある資料を読んでいたときに、とても参考になる言葉と出会いました。
子育てに関することですが、帝京平成大学現代ライフ学部の渡部卓教授が考案した言葉として紹介されていました。
ここで紹介したいと思います。
子ども叱るコツは「かりてきたねこ」がポイントだとのこと。
「かりてきたねこ」とは…
「か」 感情的にならない
「り」 理由を話す
「て」 手短に
「き」 キャラクター(性格・人格)に触れない
「た」 他人と比較しない
「ね」 根に持たない
「こ」 個別に叱る
子どもの叱り方とありましたが、これは生徒指導においても十分に当てはまるものです。
我が身を降り返ると、2人の娘を叱るときや、担任時代に生徒を指導していたときに、ここに書かれていることを意識できていたかというと、恥ずかしながら甚だ自信がありません。
特に、熱くなってしまうと、「か」と「て」の部分を忘れがちになってしまい、ついついダラダラと叱責の垂れ流しになっていました。
また、知らず知らずのうちに、やった行為ではなく、「き」の部分にまで踏み込んでいたことも多いことに気付きました。
性格上、「ね」に関しては、その場を過ぎるとさっぱりと切り替えができていましたが、「た」もできていなかったかもしれません。
改めて意識してみると、指導する上では極めて大切なポイントだということに気付きました。
もしかしたら、大人同士にも当てはまることかもしれませんね。
「かりてきたねこ」…
簡単で単純な言葉ですが、今後、意識して行動していきたいと思います。
素敵な言葉をありがとうございました。