上勝町。

3年生の前期期末試験も今日が最終日。
最後まで気持ちを切らさずに試験に臨んでいました。

先週で期末試験が終わった2年生は、G-CAT(探求型修学旅行)の事前指導が始まりました。
今日はそのキックオフということで、体育館に全員が集合し、その後、各コース別のキックオフミーティングとなりました。
すでにお知らせしている通り、今年の修学旅行は、新型コロナウイルスの影響により、国内5コースからの選択制へと変更しています。
5コースの方面は、①北海道、②東北、③四国、④奄美大島、⑤石垣島となっています。
本校の修学旅行は、クラスを解体しての選択制となっているため、今日初めて、各コースの引率教員、参加メンバーが分かります。
各コースに分かれた会場では、それぞれ趣向を凝らして、アイスブレイク→自己紹介→コース説明などが行われました。
そして、各コース共通で、3つのテーマ「SDGSs」「交流」「アウトプット」を設定し、コースの内容に組み込んでいます。

私は今回、③四国コースの引率責任者として同行することになっています。
一見すると、5コースの中で一番地味なイメージがする四国コースですが、主な訪問先は次のようになっています。
   ・徳島県上勝町   ・鳴門渦潮クルーズ   ・大塚国際美術館   ・神戸市内(班別自主研修・夜景見学)

何も知らない人がこの訪問先を見ると、どこに3つのテーマが含まれているのかと思うかもしれません。
今日のミーティングでも、四国コースを選んだ理由の大多数は、「班別自主研修」「神戸の夜景」というものでした。
しかし、このコースの一番の目玉は、「上勝町」なのです!
上勝町と聞いて、すぐにピンと来る方はいるでしょうか。
この町は、「葉っぱビジネス」で全国的に名前を知られている町なのです。
「葉っぱビジネス」については、ニュースなどで聞いたことがある方もいるかもしれません。
山間部に位置する上勝町では、モミジやササ、ほお葉といったいわゆる「葉っぱ」が至る所に自生しています。
そこに住む人たちには単なる「葉っぱ」でも、都会の料亭や日本料理店などでは、料理を彩るツマとして大変貴重な存在になります。
その「葉っぱ」の販売を、町全体が組織的なビジネスとして取り組んでいることで有名な町なのです。
おまけにその担い手は、町に住むお年寄りの方々で、その年商はなんと2億円(!)を超えるとのことです。
地域創生、町おこし、高齢者雇用、エコロジー…「葉っぱビジネス」を通じて、様々な課題の解決を図っているモデルタウンなのです。
さらに、町全体で「ゼロウェイスト」を掲げ、ゴミや不要物(waste/ウェイスト)を出さない(ゼロ)を先進的な取り組みで実現している町なのです。
正にSDGsの実現に向けて積極的に取り組んでいる町であり、私たちが学ぶべき多くのことを教えてくれる町なのです。
この町を実際に訪れ、「KAMIKATSU Sustainable Academy」として、地元の方と交流やフィールドワークなどを計画しています。
ここ上勝町でしか学ぶことが出来ない貴重な経験は、間違いなく今後の生徒たちのキャリアに活かされることでしょう。
今から訪問をとても楽しみにしています。
これから出発の2月まで、様々な形の事前指導が続きます。
自分の引き出しを増やし、将来の進路選択につながるきっかけとなるよう、積極的に取り組んでくれることを期待してます。

 

  

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