ゴーヤの季節になりました。

週明け月曜日、新しい1週間の始まりです。
今年度は7月いっぱいは授業となるため、試験明けの今日から通常授業の再開です。

6/7の校長ブログでも紹介しましたが、5号館前の芝生スペースでは、2年生の修学旅行の事前指導としてゴーヤを栽培しています。
毎日の水やりと愛情を注いだ甲斐もあり、青々としたグリーントンネルでは、ゴーヤがスクスクと成長しています。
今朝、朝一番で水やりを終えた担当の清水先生(2年)から、見事に大きくなった採れたてのゴーヤをいただきました。
ついこの間までは、小指ほどの大きさだったのが、あっという間にこんなに大きくなりました。
梅雨はまだしばらく続きそうですが、夏は着実に近づいてきているようです。

ゴーヤ、別名ニガウリはウリ科の植物で、さまざまな栄養成分が含まれている健康的な野菜です。
100gあたりには次のような栄養成分が含まれているそうです。
   ・ビタミンC 76mg   ・鉄分 0.4mg   ・食物繊維 2.6g   ・カリウム 260mg
その他にも、ナトリウムやカルシウム、リン、マグネシウム、カロテン、たんぱく質といった栄養成分も豊富に含まれていて、健康のサポートに役立つ優れた食材とのこと。
毎日の食生活で不足しがちな栄養素を多く含む、バランスのとれた野菜です。
ちなみに、初耳でしたが、英語ではBitter melon=にがいメロン(!)と呼ぶそうです。
調理法では、私はやっぱりゴーヤチャンプルが一番好きですね。
あの苦味が何とも言えずに美味しく、暑い夏でもガツガツ食べてしまいます。
それから、薄切りにしてから素揚げで食べるゴーヤチップスも、ビールのお供には最適です。
これからの季節には欠かせない、季節の野菜ですね。

ゴーヤといえば沖縄ですが、沖縄の方言で大好きな言葉があるので紹介したいと思います。
それは、「いちゃりばちょーでー」という方言です。
皆さんは聞いたことがありますか?
「一度出逢えば皆兄弟」という意味で縁があって出逢った人は、みんなが兄弟同然であるという沖縄の精神が込められているそうです。
10年程前に修学旅行の下見で沖縄へ行った時、現地の方に教えてもらった言葉ですが、沖縄に行く度にこの言葉を実感させられました。
その下見中はもちろん、その後何度も引率で沖縄へ行きましたが、どれほどに人に兄弟のように接していただいたことか。
初対面にも関わらず優しく案内してくれたり、食事をご馳走してくれたり、本当に親身になって接していただきました。
伊江島を訪れたときには、会って30分も経っていない人から、釣りたてのカツオをいただいたこともありました!
今思い返しても、沖縄の人たちの人間性を表した素敵な言葉だと思います。
ゴーヤを見ていたら、そんなことを思い出ししてしまいました。
次は美味しいゴーヤチャンプルを食べながら、思い出に浸りたいと思います。
それでは、にふぇーでーびる(=ありがとうございました)。

 

 

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