この危機を無駄にしない。

昨日に引き続いて、寒い一日になりました。
午後からは雨も降り出し、上着が必要なほどでした。
いつになったら梅雨が明けるのでしょうか。
そろそろカラッと晴れ上がった日が恋しくなってきました。

今日は午後から、私立中高協会の英語教育研究会の会議に参加してきました。
県内の私立学校の英語教育の発展のために、指導法研究と情報交換を行うための会です。
その中心を担う幹事の先生方との打ち合わせに、会長として参加しました。
今年度が始まってから、新型コロナウイルスの影響により、予定されていた研究事業などは中止となっています。
例年8月に行われる研究大会の中止も決まっているため、年度内の全ての予定は一旦中止という判断に至りました。
非常事態のためにやむを得ない措置とは言え、先進校視察といった指導力向上のための事業が中止になってしまうのは残念なことです。
心機一転来年度に向けて、後日改めて検討することで会議は終了しました。

協議事項が一通り済んだところで、各学校のここまでの取り組みについて情報交換が行われました。
3月からの全国一斉休業、緊急事態宣言の発出、オンライン授業、分散登校など、新年度が始まってからの状況について話を聞くことが出来ました。
こうした情報交換の場は、実はありそうでいて中々無く、とても貴重な機会となりました。
参加した5校は、生徒募集上で競合しない別々の地区の学校であったため、その内情についても隠し立てなく話してくれました。
この非常事態を乗り切るために、それぞれの学校ごとのご苦労や取り組みについて話してくれました。
特にオンライン授業については、wi-fiの状況や活用したデバイス(タブレット・スマホなど)、使用したアプリやその活用方法などについて活発な意見交換が行われ、大変貴重な参考になる話ばかりでした。
本校では、比較的早い段階からオンライン授業に取り組んできましたが、今後の第二波の襲来に備える上では実践できる取り組みも多くありました。
各先生方の話を聞く中でとても嬉しかったことは、今回の危機的状況は大変だったけれども、その後の指導力の向上につながったという意見がほとんどだったということです。
ICTの活用能力が上がった、新しい指導法が見つかった、生徒の意識が変わった…などそうした前向きな意見がとても多かったことが、何よりも嬉しいことでした。
失ったものをいつまでも悔やむのではなく、その経験を通して得たものを喜ぶことの方が、どれだけ成長につながることか。
我々教師という職業は、学びの機会を提供する職業です。
その方法には、唯一絶対の正解はありません。
常に試行錯誤を繰り返し、少しでも生徒自身の成長につながる方法を模索していかなければなりません。
改めてそうしたことに気付かせてくれる実り多い機会となりました。
まだまだ、この非常事態は続きます。
平穏な日が一日も早く戻ることを祈りつつも、この機会を最大限活用していく道を探り続けていきたいと思います。

Never waste a good crisis!   この危機を無駄にしない。

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