進路選択。

今日は月曜日、新しい1週間の始まりです。
本来の予定では、今日から三者面談が組まれていましたが、大きく予定が変更となっています。
7月中は授業を行い、1、2年生は来週から期末追加試験となります。
連日暑い日が続いていますが、元気を出していきましょう!

今日の1時間目、総合進学系の3年生を対象とした進学ガイダンスが行われていました。
 大学進学組と就職組に分かれて、担当の先生からの説明を熱心に聞いていました。
体育館で行われていた大学進学希望者向けのガイダンスを、私も聞いてきました。
進路主任の寺田教諭から、最新の受験情報と入試受験について詳しく説明がされていました。
今年は大学入試の改革元年に当たり、共通テストをはじめとする一般入試では、出題傾向が大きく変わることが予想されています。
また、従来の「推薦入試」と「AO入試」についても、それぞれ「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」に名称を改めて実施されます。
今日のガイダンスの中では、これらの入試について詳しく説明されていました。
新型コロナウイルスの影響もあり、各大学が入試をどのように行っていくかについては、まだ全て発表されてはいません。
今後、随時入試要項が発表されてくると思いますが、現段階ではアンテナを高くして、積極的な情報収集を心掛けてください。
また、自分が学びたい分野や学部学科についても、明確な目標を設定し、その実現のための選択をして欲しいと思います。
「みんなが行くから、とりあえずは大学進学」ではなく、「将来、○○になるために、××を学びたいのでこの大学」といったように、安易な大学選びではなく、しっかりと自分自身と向き合って、進路選択をして欲しいと思います。

今回の大学入試改革により、それぞれの入試では、自分の「活動記録」と入学後の「学習計画」が重要になるとの説明がありました。
「活動記録」について、部活動を続けてきた人たちには、書くことが沢山あるかもしれません。
逆に部活動をやっていなかった生徒諸君については、その他の活動の記録を書くことになります。
その時有効になってくるのが、G-CATでの経験です。
1年次から、計画的に事前指導をスタートし、その中で様々な取り組みを進めてきました。
中でも探求型修学旅行(スタディツアー)においては、各自が選択した国内外のコースで、とても多くのことを学んできたことでしょう。
言葉では言い表せない程の経験は、胸に秘めているだけでは、誰にも伝わりません。
皆さんのその経験は、言葉や文章となって初めて、他の人にも伝わるはずです。
せっかくの現地での素晴らしい経験を、大学での学びにどうつなげていくかが、一番大切なポイントです。
事前指導やスタディツアーの本番では、英語、日本語を問わずにプレゼンテーションをする機会が多くあり、不安の中から自信が芽生えたことでしょう。
そうした経験をしっかりと文章にまとめることが出来れば、説得力のある、自分オリジナルの活動報告ができ上がるはずです。
また、学習計画については、4年間の学びがこの先のどこにつながっているかさえ明確になっていれば、そこから逆算して計画を立てればよいだけの話です。
そのためには、本当に真剣に、自分がやりたいことについて考え、自分の進むべき道をしっかりと定めて欲しいと思います。
このように偉そうに書きながらも、私の高校時代を思うと、穴があったら入りたい気持ちになります。
それ程、安易に大学や学部学科を決めてしまいました。
こうした後悔の念も含めて、同じ過ちを生徒たちにはして欲しくありません。
受験に向けた準備期間は限られているかもしれませんが、やらなければいけないことは山のようにあります。
まずは「活動記録」によってこれまでの取り組みをアピールし、「学習計画」によって自分のビジョンを相手に伝える練習を重ねて欲しいと思います。
「過去」をアピールし、「未来」を語れるように、万全の準備を心掛けてください。
自分の進路は、自分自身で決めなければなりません。
誰かに引かれたレールの上を走るのではなく、自分自信で切り開いたレールの上を走るからこそ、その大学での生活が充実するはずです。
そのことを忘れずに、第一志望の大学を選んで欲しいと思います。

We can take the donkey to the water, but wecan’t make him drink.
「ロバを水飲み場まで連れて行くことはできても、そのロバに水を飲ませることはできない。」

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