探求の時間。

 今日は火曜日。
今週は後半に連休があるため、気分的に少し楽です。
来週からの追加試験に備えて、みんな真剣に授業に臨んでいました。

先日、新聞を読んでいた時に、朝日新聞社が2022年から全国の高校で本格化する「総合的な探究の時間」授業向けのワークブック教材を発行したとの広告を見ました。
そのワークブックのタイトルは「探究×SDGs 地域課題解決のコツ」というものです。
「探求の時間」をSDGsと絡めて、ワークブックとしてまとめたものが発行されたと聞いて、早速見本を取り寄せてみました。
先週、その見本が届いたので、じっくりと中身を読んでみました。
「総合的な探求の時間」は、従来の「総合的な学習の時間」に変わるものです。
「探求」とは「あるものを得ようとして、探し求めること」という意味ですから、「探求の時間」に変わることによって、より深く研究し、答えを追求することが求められてきます。
しかし、実際の教育現場では、何をテーマとして探求していくのかについて模索が続いています。
テーマを広げ過ぎても収拾がつかなくなりますし、狭すぎては探求に限界が生じてきます。
本校でも、新しい教育課程が本科的にスタートするまでの限られた時間の中で、その扱いについて検討しているところです。
その中で大きなヒントになってくるのが、「SDGs=持続可能な開発目標」です。
本校では探求型修学旅行を含めた「G-CATプログラム」の中心テーマとして、SDGsを取り上げてきました。
G-CATプログラムでは当初より、探求型・発信型・問題解決型のプログラムとして、取り組みを進めてきましたが、その先にはSDGsの達成を常に意識してきました。
今回発行されたワークブックは、「探究活動」の解説から、そのプロセス、課題解決に向けた具体的な取組みなどについて、細かく丁寧に書かれた画期的な教材でした。
ひと通り読み終えたときに、ハッと気付いたことがありました。
本校がG-CATプログラムの一環として、1年生の冬に実施している「Fukaya Ambassador Project」が、正にこのワークブックに出てくる取り組みそのものだったのです。
地元深谷の魅力を発掘し、PRして盛り上げていくことを一番の目的とするこのプロジェクトでは、ブレスト、フィールドワーク、インタビュー、プレゼンテーションなど、ワークブックで取り上げているものは全て含まれています。
まだまだ2期生までしか実施していないので、全ての取り組みをシステム化、マニュアル化できている訳ではありませんが、Fukaya Ambassodor Projectでの実践は、確実に生徒の中で大きな経験値となっています。
この取り組みが、大学入試に直結するかといえば、まだまだ疑問が残るところですが、問題解決力やコミュニケーション力、表現力といった現代社会で必須となっている力を鍛えるという点では、非常に意義のあるプログラムだと思います。
今回、改めてG-CATの取り組みが、「探求」につながるものであり、その先の未来まで見ていることを知り、大変感銘しました。
今後も今回のような資料を参考にしながら、より充実した教育プログラムに育てていきたいと思います。

 

 

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