壊れたファスナー。

連休最終日の日曜日。
今日もはっきりしない陽気の一日となりました。
明日で7月も最終週…、夏休み前の1週間を無事に乗り切ることばかり考えてしまいます。

突然ですが、皆さんは壊れたファスナー(ジッパー・チャック)の修理の仕方を知っていますか。
カバンのファスナーが開かなくなったとか、ズボンのジッパーが噛んでしまった…といった経験は、皆さんも度や二度はあるのではないでしょうか。
今回は、私が今日体験した壊れたファスナーの話について書きたいと思います。

明日からの仕事に備えて洋服の準備をしていたときに、一本のスラックスのファスナーが外れてしまっていることに気付きました。
下のようにファスナーが完全に外れてしまっていました。

このような状態ですから、そのまま放っておいて別のスラックスを履けばよいのでしょうが、子供の頃から、ものを無駄にしないように言われて育てられてきたため、何とか修理したいと思ったのです。
決して自慢できるような話ではありませんが、私は家の中にある大抵のものは自分で修理するようにしています。
電気製品、家具、カバン、文房具、子供の持ち物…。
それこそ我が家の家族は、私に直せないものはない!と思ってしまう位、家庭にあるものを沢山のものを直してきました。
そうすると必然的にものを大事に長く使うことができ、無駄になるものが少なくなり、経済的にもプラスです。
またそれ以上に、修理できたときの達成感がなんとも言えず、ついつい色々なものの修理にトライしてしまうのです。
日曜大工(今風に言うとDIY)は私の数少ない趣味の一つでもあります。
そうした背景もあり、今回もファスナーの修理に挑戦してみました。

と言っても、恥ずかしながら一番最初に頼ったのは、インターネットです。
「壊れたファスナーの直し方」と検索すると、あっという間にその解決方法が表示されました。

まず、取っ手となる動く部分を「スライダー」、レールのような閉じる部分を「エレメント」と呼ぶそうです。
このスライダーの片側が外れてしまった場合は、マイナスドライバーでスライダーの溝の隙間を広げて、それをエレメントに差し込むという方法が紹介されていました。
スライダーの溝を広げるという発想が全くなかったので、目から鱗が落ちる思いで、早速挑戦してみました。
多少手こずりましたが、マイナスドライバーで溝を少しずつ広げ、それをエレメントに差し込むと、見事に噛み合いました。

そして最後に、広げたスライダーの隙間を、ラジオペンチで軽く挟んで締めれば作業は完了です。
時間にして約5分、あっという間に修理が完了しました。
スライダーを上下させてみても、全く問題なくスムーズに動きました。
今日もまた、修理の達成感を味わう共に、スラックスを無駄にせずに済みました。

無事に修理ができて安心していたとき、ふと思ったことがありました。
ファスナーの修理のように対処法の前例があることは、インターネットで調べればすぐに出てきます。
もし前例がなければ、私も色々な方法を試して、失敗と成功を繰り返していたことでしょう。
ただし、前例が無いことや、誰も体験したことが無いことは、どんなに検索しても決して答えは出てきません。
今回の新型コロナウイルスへの対応は、正にその通りです。
前代未聞の未曾有の事態であるが故に、誰にもその対処法が分かりません。
分かるわけがないのです。
誰も経験したことがないからです。
だからこそ世界中の国々で、様々な対応が試みられているのです。
そしてどの対応こそが、正解であるかは今は誰にも分かりません。
その答えは、ワクチンの開発や特効薬の開発により、この事態が終息したときに初めて分かるのです。
だからこそ試行錯誤を繰り返しながらも、前に進んで行くしかないのだと思います。
それこそが未来の人たちに、正しい答えを、正しい対処法を残していく手段なのではないでしょうか。
たかがファスナーの修理から、そんなことを思ってしまいました。
一日も早い感染拡大の終息を願っています。

朝の来ない夜はない。
After night comes the day!

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