(本日は感染防止のため、放送による全校集会を行ないました)
生徒の皆さん、こんにちは。
今日7月31日は、夏休み前最後の登校日になります。
本校では前期、後期の2期制を取っているため、今日が前期の終業式というわけではありませんが、夏休み前のひとつの区切りとして、放送による全校集会を行ないます。
言うまでも無く、今年度の始まりは新型コロナウイルスの影響により、通常とは全く異なるスタートになりました。始業式、入学式はもちろん、前期に予定されていた学校行事のほとんどが、中止または延期せざるを得なくなりました。4月7日には、緊急事態宣言が発出され、そこから約2ヶ月間に渡り、臨時休校を余儀なくされました。本校では、その間を特別指導期間として、Zoomによるホームルームとロイロノートでの授業配信により、オンライン授業を行なってきました。我々教員にとっても、経験したことのない緊急事態の中、生徒の皆さんには、慣れないオンライン授業での学習を続けてもらいました。こうした中でも、多くの皆さんが非常に熱心に授業に取り組んでくれたことに、本当に感謝しています。その後、分散登校を経て授業が再開されましたが、修学旅行のコースを国内へ変更することをはじめとして、クラブ活動や学校行事などについて、多くの制限が加えられる中での学校生活が続いています。一旦収束を見せつつあった、新型コロナウイルスの感染拡大もここに来て、再び広がりを見せ始め、今日の東京都での感染者数は400名を超えることが報道されています。明日から、夏休みが始まりますが、決して気を抜くことなく、これまで同様に、マスクの着用、こまめな手洗い、ソーシャルディスタンスの確保を徹底し、引き続き感染防止に努めていただきたいと思います。
そして、万一この期間に、PCR検査を受けたり、感染が判明したような場合には、直ちに担任まで報告をお願いします。体調不良が続く場合や、ご家族が感染したような場合にも速やかに報告をお願いします。皆さんに不利益が生じることがないように、学校ではしっかりと対応していきますので安心して、報告お願いします。
また、硬式野球部をはじめとし、各クラブでも大会などが予定されていることと思います。また、練習や遠征などの場合も感染防止に努めることはもちろん、熱中症にも十分注意して活動するようにして下さい。
関東地方の梅雨明けにはもう少し時間が掛かりそうですが、九州地方や西日本では大雨による被害も出ています。被災された皆様へお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興をお祈りしています。
今年の夏休みは、例年よりも短い夏休みとなります。そうした意味では、バカンス気分で楽しむというよりも、体調管理とリフレッシュに努めて、授業の再開に備えて欲しいと思います。新型コロナウイルスとの戦いは、まだまだ続く長い戦いです。感染防止に十分努めていただくと共に、学習面、クラブ活動など、皆さんそれぞれが充実した夏休みを過ごしてださい。
それでは、休み明けに元気な顔で皆さんと再会できることを楽しみにしています。
校長 加藤慎也