グローバルスタディツアー報告会①

今日は8月1日。
新型コロナウイルスの影響により、7月中は授業を行ってきたため、今日が夏休みの始まりです。
そして、待ちに待った関東地方の梅雨明けが発表されました!
例年より11日ほど遅い梅雨明けとなりましたが、いよいよ暑い夏の始まりです。
今年の夏休みは、多くの学校が期間を短縮して設定しています。
本校でも例年より2週間ほど短い夏休みとなり、今月24日(月)から授業が再開されます。

昨日31日(金)が休み前最後の登校日となりましたが、3年生による「グローバルスタディツアー(探求型修学旅行)報告会」が体育館で行われました。
グローバルスタディツアーは、本校のG-CATプログラムのメインとなる行事で、今回の報告会はいわばG-CATの集大成でもあります。
この「探求型修学旅行」は、私が校長となってから始めたプログラムですが、単なる物見遊山の旅行から脱却し、将来のキャリアにつながるグローバルな視野を身につけることを目的として、取り組みを始めたものです。
事前指導、現地でのフィールドワーク、事後指導と、それぞれの点と点を線としてつなげ、3年間一環した教育活動として取り組んできました。
行き先は、シンガポール、シリコンバレー、インド、ニューヨーク、石垣島、カンボジアの6コースから、個人の希望によって選択できる方式をとっていますが、こうした旅行の実施形態は本校では初めてです。
未知の分野を切り開いていくことで、G-CAT担当の先生方には、大変なご苦労をかけてきました。
1年半前の下見から始まり、現地との折衝やコースの設定には、ずいぶんと時間をかけてもらいました。
中でも新型コロナウイルスの影響により、直前になって内容を大幅に変更せざるを得ないコースもあり、出発直前までその心配は尽きませんでした。
また、この状況は引率をする学年団の先生方も同様で、担任するクラス以外の生徒も含めて引率しなければならないため、普段の修学旅行以上に、注意を払い、気を遣わなければならなかったでしょう。
事前指導においても、単なる訪問先の研修だけでなく、班ごとのプレゼンテーションやミーティング、現地での交流会の準備等、本当に大変な思いであったと推察します。
その上、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組みを、全コースの共通テーマとしてきたため、その点でも準備が大変だったことと思います。
今回の報告会は、修学旅行の最後の課題として位置づけられたものです。
本来であれば、全校生徒の前で学校全体のイベントとして、盛大に実施することを計画していましたが、現状ではその願いは叶いませんでした。
そのため、今回は、国内コースへの変更が決まっている2年生に対してではなく、来年行く予定の1年生に対してプレゼンテーションを行い、自分自身がコースを選択する際の参考にしてもらう目的も含まれています。
その意味では、自分が行ったコースをプレゼンし、そのコースを選んで貰うといったプロモーション的な意味合いも含まれています。
さあ、いよいよ報告会の始まりです。

【明日につづく】

 

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