今日も朝から暑い一日となりました。
梅雨明け後から、連日のように各地で真夏日が続き、今後の気温の上昇が気になるところです。
水分補給に努め、熱中症には十分に注意していきましょう。
先週から、いくつかの中学校を訪問し、校長先生と情報交換する機会を頂いています。
中学校現場の現状や感染防止策など、学校は違えど悩みの根本は共通しています。
本校の状況も含めて、今後の対応等について色々なご意見を聞かせていただき、とても参考になっています。
その中でも、高校入試に関する不安が尽きないとのお話を多々いただいています。
共通してお話しいただくことが多い不安な点について、以下にまとめてみました。
①北辰テストの会場受験が実施されず、自宅受験になっているが、その成績は参考になるのか。
②クラブの大会が実施できなかったために、成績をアピールすることができない。
③授業時数が減ったため、1学期の実技科目の評価がつけられないが大丈夫か。
④県公立高校入試の試験範囲の削減が発表されたが、私立はどう対応するのか。
⑤新型コロナウイルスに感染して、入試を受けられない場合はどうするのか。
この他にも、個別には様々な質問をお受けすることがあります。
本校では、来年度の入試については、非常事態であることを考慮し、例年よりも目安基準を緩和して対応していきます。
従来の入試では評価されてきた内容が、コロナ禍により状況下では評価されなくなることが無いよう、十分に配慮したいと考えています。
具体的には、別紙で発表している「入試目安基準表」で詳しく説明していますが、今年度については、受験生に寄り添うことを最優先に基準を定めています。
これからいよいよ受験シーズンが本格化してきます。
不安との闘いは尽きることがないと思いますが、引き続きしっかりと情報を提供し、少しでも不安を解消した上で、受験に臨んでいただきたいと思います。
例年のように、受験生や保護者が一同に会して、オープンスクールや学校説明会などのイベントを行うことは実際には難しい状況です。
その点に関しては、オンラインを効果的に活用したオープンスクールや学校説明会を検討しています。
また、個別相談会などについては、実際に来校いただき、個別に面談する形式で予定を組んでいます。
今後の対応については、随時ホームページでもお知らせしていきますので、定期的に確認していただくようお願い申し上げます。
暑さもこれからが本番です。
感染防止と熱中症対策をしっかり取り、各自体調管理に努めた上で、受験勉強を続けていただきたいと思います。
今回の経験は、大変な試練かもしれません。
しかし、きっといつの日か振り返ったときに、あの時があったから今こうして頑張っていられる…と思える日が来ることを願っています。