酷暑の中で思う、極寒の地。

今日も猛烈な暑さの一日となりました。
この猛暑の中ですが、甲子園大会の代替大会として、夏季埼玉県高校野球大会が行われています。
今日行われた北部地区3回戦で、本校の硬式野球部は、強敵の上尾高校を5対3で破り、4回戦へコマを進めました。
次戦の相手は秩父高校、暑い中での熱い闘いを期待しています!

さて、今日の猛暑によって、群馬県伊勢崎市と桐生市では40.5℃を記録し、埼玉県鳩山町でも40.2℃まで気温が上がりました。
国内の最高気温は、2018年にお隣の熊谷市が記録した41.1℃。
気が遠くなるような暑さですが、この気温を上回る気温が観測されることがあり得るかもしれません。
生命を脅かすほどの深刻な酷暑にならないことを願うばかりです。
しっかりと水分補給を心掛け、クーラーを効果的に活用して、体調管理に努めていただきたいと思います。

暑い話ばかりしてしまったので、逆に、これまでの人生で、私が経験した最も寒い場所について書きたいと思います。
それは私が大学4年生の時の話です。
当時、多くの大学4年生は、卒業旅行と称して海外旅行をするのが流行っていた時代でした。
ところが私は、前年の大学3年生の時に一足早く海外へ行ってしまったので、卒業旅行に行く予算がありませんでした。
そのため、テレビや雑誌の企画を利用して海外へ行くことを画策していました。
そしてテレビでたまたま見ていた「地球ジグザグ」という番組で、外国での様々な体験に挑戦する大学生を募集していました。
これぞ正にチャンスと思った私は、すぐに履歴書と自己アピールの書類を送りました。
その結果、見事に採用され、海外へ行って撮影し、それを元にテレビ番組に出演することになりました。
この「地球ジグザグ」という番組は、大学生が様々な国で普通はできない挑戦をし、その様子を取り上げるドキュメンタリー的な内容をメインとしたTBSの番組で、その後の「世界ウルルン滞在記」というテレビ番組につながる番組でした。
私が採用された回は、「中国で蒸気機関車を運転する」という企画でした。
その時の様子はまた別の機会に譲るとして、私が訪問した場所が中国の黒竜江省孫呉(そんご)という町でした。
黒竜江(アムール河)を挟んで、ロシアと国境を接する極寒の地で、かつては満州と呼ばれていた地域です。
そこで蒸気機関車(SL)の運転に挑戦するというのが、番組のコンセプトでした。
海外へ行けるというだけで満足していた私は、行き先がどこであろうと自分らしく、精一杯暴れまくるつもりでいました。
しかし、訪れた孫呉(そんご)という町は、最低気温マイナス40度℃まで下がる極寒の地でした。
想像できる限りの装備で孫呉へ行きましたが、さすがにそこまでの寒さの準備はできていなかったために、両耳が凍傷になってしまいました。
皆さんはマイナス40℃という気温を想像できますか。
簡単に言うと、日本ではまず体験することのできない寒さです。
今思い出せることは、風呂上がりでびしょ濡れのタオルが、10秒でカチンコチンに凍ってしまうほどの寒さでした。
地面のあらゆる物が凍っているため、とがった部分が刺さりはしないかとヒヤヒヤした記憶があります。
そんな寒い場所での撮影でしたが、出逢った人たちの暖かさは格別で、とてもよい経験ができました。
あの極寒の地でのマイナス40℃と、今日のような40℃の酷暑・・・、その差は80℃。
あり得ない程の気温差です。
地球の大きさを改めて実感すると共に、もう二度とあの場所へは戻れない寂しさも感じています。
当時の放送を録画したビデオを今でも私の宝物です。
暑い日を体験すればするほど、あの寒さが懐かしくなります。
酷暑の中で感じた、私の寒い思い出です。

 

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