今週も後半戦に入りました。
今年の夏休みは今週いっぱいまで。来週24日から授業が再開します。
授業の再開に向けて、校内でも様々な準備が進んでいます。
例年であれば、9月に行われる文化祭や体育祭の準備に、校内がにぎやかになる時期ですが、今年は表情が一変しています。
文化祭は、ステージ発表も組み込まれていますが、感染防止のために限定したクラスやクラブのみとなっています。
また、毎年多くの人が集まる飲食関係の出店は全て自粛し、クラスごとの展示発表が中心の文化祭となります。
1年で一番盛り上がる学校行事が、このような形態になり大変残念なところですが、やむを得ない措置ということで納得してもらうしかありません。
3年生にとっては最後の文化祭がこのような形になってしまい申し訳ないところですが、与えられた条件の中で精一杯楽しんで欲しいと思います。
授業の再開に当たり、感染防止対策について連日打ち合わせを行っています。
東京や大阪をはじめとし、埼玉でも連日感染者の増加が続いています。
感染拡大の第二波到来と、声高に伝えているマスコミも多々あります。
感染しないかという不安と、感染したらどうしようかという不安に怯えながら、毎日を過ごすことは極めてストレスがたまってしまいます。
テレビをつければ、関連するニュースばかりが流れてきて、これでは、気持ちも沈んでしまいます。
そうかと言って、全てを忘れて、開き直って開放的な行動をとることは言語道断です。
国内での感染拡大が始まった時期に、「新型コロナウイルスを正しく恐れる」という言葉をよく聞きました。
目に見えないウイルスに対する感染の恐怖は尽きませんが、過剰な予防対策によって日常生活に支障をきたすような場合もあります。
もちろん対策に対策を重ねることは重要ですが、それでは日常生活が回りません。
いたずらに感染の恐怖におびえるのではなく、やるべき対策をしっかり取って日々を過ごしていくことが、今できる最低限のことです。こまめに手を洗う、ソーシャルディスタンスを取る、マスクを着用する、3密(密集・密接・密閉)を避ける。
どれも当たり前のことばかりですが、一日を振り返った時に、こうした行動をしっかりと取れていたでしょうか。
ごくごく当たり前のことばかりですが、こうした小さなことを習慣としていく、徹底していくことしか今は対策がありません。
学校再開に合わせて、改めて以下のことをお願いしたいと思います。
①手洗いの徹底 ②マスクの着用 ③ソーシャルディスタンスの確保 ④3密を避ける
これらの項目に加えて、⑤大声を出さない、ように心掛けて欲しいと思います。
休み時間やクラブ活動の時間になると、開放感からついつい声が大きくなってしまいがちです。
そうすることによって、「飛沫感染」のリスクも高まってしまいます。
ここは一つ、意識をしっかりと高めて、行動して欲しいと思います。
「新しい生活様式」を意識しながら、感染防止にお互いに努めていきましょう。