今日は月曜日、新しい1週間の始まりです。
そして、新しい月の始まりでもあります。
今年も残り2ヶ月、大過なく過ごせることを祈っています。
週末、自宅で書類を整理をしていた時のことです。
ある方から送られた手紙にあった一つの言葉が、目に留まりました。
「重い荷物は軽く持つ」
「軽い荷物は重く持つ」
誰が残した言葉か、その出典の記載は全くありませんでしたが、
その意味をよく考えてみるととても深い意味があるように感じました。
「荷物」を「仕事」に置き換えてみると・・・
責任が重く、大変そうな仕事こそ、苦労を表に見せずに、軽やかにこなす。
逆に簡単そうな仕事ほど、しっかりと丁寧に落ち着いて取り組む。
自分の身を振り返って見た時、全く自信が無くなりました。
この意識を持って仕事に取り組むことは、簡単そうでいて、実はとても難しいことです。
ついつい大変そうな仕事は、周りにアピールするべく大変そうにやってしまいますし、
簡単そうな仕事は、無意識のうちに軽く流してしまっています。
その結果、思い当たる失敗も一度や二度ではありません。
改めて、この言葉の意味を自分自身に問い掛けながら、仕事をしていきたいと思いました。
同じ意味合いの言葉を、写真家の星野道夫さん(故人)の本で読んだことがあります。
アラスカの自然と動物を撮り続けていた星野さんの座右の銘は、
「浅き川を深く渡る」
という言葉でした。
あえてその奥にあるものを、深く掘り下げるという思いは、
彼の写真の中に満ち溢れていました。
新しい月の始まりに当たり、この二つの言葉を忘れずにいようと強く決意しました。
何事もちょっと意識を変えるだけで、行動も変わってくるものです。
出来るところから、まずは始めていきたいと思います。