恐怖心は幻想だ。

連休明けの火曜日です。
ここ最近、温かい日が続いていたので、今日は少し肌寒さを感じる一日になりました。

先日まで予選が行われていた各クラブの全国高校選手権大会。
今年は男女のバスケットボール部が、全国選手権であるウィンターカップにアベックで出場します。
組み合わせ抽選会は今週26日に行われ、いよいよ対戦相手が決定します。
男子は悲願のセンターコートを、女子は全国初勝利を目指して頑張って欲しいと思います。

私が定期的に購読している雑誌の中に「Sports Graphic Number」という雑誌があります。
名前は聞いたことがあるかしれませんが、スポーツ雑誌でありながら、読み応えのある記事が人気の雑誌です。

先ほどバスケットボールの話題に触れましたが、先週発売された1015号の特集は「八村塁とNBAスパースターの時代」でした。
昨年、ドラフト指名され、NBAのワシントンウィザーズに入団した八村選手。
コロナ禍により、シーズンが短縮される中でしたが、2年目のシーズンも大活躍の内に終えています。
そんな八村選手のインタビューは、とても前向きな気持ちにさせてくれる内容でした。
中学時代から高校時代、そして大学時代を経てNBA入りを果たした八村選手のすさまじい努力の跡を知ることができました。

そうした記事の中で、私が一際目を引かれたのが、往年のスーパースター、マイケル・ジョーダンの残した言葉でした。
バスケットボールは専門的にやってことがない私ですが、さすがにジョーダンの名前は知っています。
大学時代にはエア・ジョーダンという名前のスニーカーに、憧れたものでした。
その言葉は、彼の著書の中に書かれた言葉として紹介されていました。

「あらゆる恐怖心はすべて幻想だ。
 何か障害として立ちはだかっているように感じたとしても、実際には何もない。
 ただ、ベストをつくすチャンスと、ある程度の成功を収められる可能性があるだけだ」

数々の目に見えないプレッシャーや、失敗の恐怖心を乗り越えた経験が、このような言葉を生み出すのでしょう。
普通の人間は、失敗しないようにするあまり、そのプレッシャーで失敗を繰り返してしまいます。
そのプレッシャーが恐怖心となり、さらに失敗を積み重ねてしまうのです。
その恐怖心を割り切って幻想だと思い込んでしまえば、そこにはチャンスが生まれるというのです。
自分自身の過去を振り返ってみると、勝手に恐怖心を生み出して、自滅して失敗したことが多々思い出されます。
もしかしたら、それはスポーツだけでなく、あらゆることに当てはまるのかもしれません。
何か行動を起こすときに勝手に幻想を抱いてしまい、その結果がマイナスな結果を引き起こす。
こうした思い込みは、案外日常的に転がっているものかもしれません。

「あらゆる恐怖心は幻想だ」

この言葉を胸に秘めながら、冷静に、落ち着いて行動していくことを心に決めました。
その先にチャンスと成功が待っていることを信じて。

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