今日は12月24日、クリスマスイブです。
世間の喧噪を横目に、今日も熱い闘いが続いています。
昨日の初戦を突破し、ウィンターカップ初出場初勝利を挙げた女子バスケットボール部。
今日行われた2回戦では、4年連続8回目の出場を誇る愛知の強豪安城学園高校と対戦しました。
初戦を突破したことで試合序盤から落ち着いてプレイしていましたが、相手の得点力が高く、開始早々から点差が開く展開となりました。
それでも強豪相手にひるむこと無く、果敢に勝負を挑んでいきます。
普段から徹底しているディフェンスで、相手の攻撃の目を摘んでいきます。
しかしそこは試合巧者の安城学園。
スリーポイントを中心に得点を重ねて、なかなか点差が詰められず、前半を30対47で折り返しました。
それでも決してあきらめること無く、全員が必死になって食らいついていきます。
その姿は本当に力強く、そしてたくましく、日頃鍛えられている成果を見せてくれました。
試合終了のブザーが鳴る最後の最後までボールを追い続けましたが、最後は50対78のスコアで敗れてしまいました。
涙を浮かべ、肩を抱き合う姿は見ていてつらいものがありましたが、何よりもここまで来れたことに胸を張ってください。
新しい歴史の1ページを刻めたことを誇りに思ってください。
最後の最後まで、力尽きるまで走り続ける姿に感動しました。
ここまでの努力とそれを支えてきたご家族のご苦労を思うと、思わず涙が出てきてしまいました。
試合終了後、着替えを済ませ、最後のミーティングで話をする機会をもらいました。
思わず言葉に詰まってしまいましたが、本当にみんなのことを誇りに思うことを伝えさせてもらいました。
最後の解散の前に、監督の飯野先生が部員達に語っていました。
全国で勝ち続けるためには、常にこの場所にいないといけない。
毎年毎年この場所に立ち続けることが、次のステージに行くために一番大切なことである。
そのためには、今日12月24日という日を絶対に忘れてはいけない。
今日が新しい歴史を始まりだ。
こうして歴史と伝統は積み上げられていくのでしょう。
強豪と言われるどのチームもこうした繰り返しで、今の地位にいることでしょう。
新しい歴史のスタートに立ち会えたことをとても嬉しく思うと同時に、とても誇りに思います。
すばらしい試合をありがとう!
感動をありがとう!
最後に撮った笑顔の集合写真が、明日の明るい光を見せてくれました。
選手の皆さん、保護者の皆様、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。