感動のフィナーレ。

令和2年も残すところ3日となりました。
去年の今頃、現在の世界の状況を誰が想像できたでしょうか。
来年の今頃はどんな状況になっているのでしょうか。
願わくは新型コロナが終息し、平穏な年の瀬を迎えていられますように。

今日12月29日はウィンターカップの決勝戦が行われる日です。
2日前まで、男子バスケットボール部が戦っていた舞台の最終決戦が行われます。
決勝戦は仙台大学附属明成高校(宮城)と東山高校(京都)の戦いになりました。
シード校としてどちらも優勝候補に名前が挙がる伝統と歴史のある強豪です。
東山高校は本校が敗れた洛南高校(京都)に勝っての決勝進出となりました。
決勝の様子は地上波テレビで生放送されていたので、本校の姿がそこに無いにもかかわらずスイッチを入れてしまいました。
一昨日まで本校も戦っていたメインコートをテレビ越しに見た時、その目映いばかりの輝きに目を奪われました。
そして、改めてその舞台に立った本校の選手たちを誇りに思いました。

試合は息をつく間もないほどの緊張感の中で進んでいきました。
試合序盤から主導権を握ったのが東山高校。
前半を10点以上の差をつけて折り返しました。
このまま逃げ切るのかと一瞬思わせるほどの圧倒ぶりでしたが、ドラマは最終第4ピリオドに待っていました。
13点差を追う展開の中、明成高校の選手たちは本当に落ち着いていました。
見ているこちらが緊張してしまうような状況の中でも、淡々と落ち着いてプレイする姿に圧倒されました。
対する東山高校にとっては、優勝がもうすぐそこまで来ている状況の中、緊張感がピークであろうはずです。
それでも的確にシュートを決めていきます。
しかし、流れは明成高校の方に傾いていきました。
次々と3点シュートを決め、点差がどんどん詰まっていきます。
そしてついに逆転!
さらに取り返して同点!

そして、残り時間わずかとなったところで、2年生の山﨑 一渉(いぶ)選手がシュートを決めて勝ち越し・・・。
そのままブザーが鳴り響き、試合終了。
明成高校が72対70で東山高校を破り、今大会の優勝を手にしました!
バスケットボールを専門的にやったことがない私が見ても、本当に感動してしまうような熱い試合を見せてくれました。
コロナ禍の中、全ての学校にとって前例の無い状況での試合開催。
ここに至るまでには様々な制限と制約があり、練習や準備がままならなかったことでしょう。
また、大会期間中にも感染防止のために辞退や棄権が相次ぐ中で、不安も尽きなかったことでしょう。
本校の置かれた状況を見るまでもなく、目に見えないプレッシャーはとても大きかったはずです。
そうした大会の最後に、このような感動的な試合を見ることができて、改めてスポーツの素晴らしさを実感しました。
勝者と敗者の流す涙を見ていて、私も思わず泣いてしまいました。
本校以外の学校の試合を見て、涙を流したのは初めての経験です。
何かに対して必死に、本気で、一生懸命に挑む姿に本当に心が動かされました。
優勝インタビューで明成高校の佐藤監督がおっしゃっていました。
「自分を信じ、仲間を信じ、チームを信じた結果の優勝」と。
世の中が新型コロナウイルスで混沌とする状況において、信じるものを持つことの強さを教えてもらいました。
選手の皆さん、大変お疲れ様でした。
また、今大会の開催にご尽力いただいた多くの皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、有難うございました。
また来年、この素晴らしい舞台に本校の選手たちが立つ姿を楽しみにしています。
頼んだぞ、ブロンコス!

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