初の共通テスト終わる。

今日は1月17日。
阪神淡路大震災から、26年目の今日を迎えました。
お亡くなりになった多くの皆様のご冥福と、ご遺族の皆様へのお見舞いを改めて申し上げます。

大学入試センター試験に変わる初めての大学入学共通テストが、本日終了しました。
今年度からの大学入試改革において、その中心とも言える共通テストですが、大きな問題も無く終了することができたようです。
出題内容の変更だけでも不安が尽きないことに加え、コロナ禍による感染防止の不安もあり、今年の受験生は誰もが大きな不安の中で試験に臨んだことと思います。
共通テストはあくまでも大学入試の開幕戦のようなもの。
この後から始まる私大の個別試験が本番という人も多いるかもしれませんが、まずは今日までの共通テストが無事に終わったことにひと安心ですね。
大学入試改革が掲げられた当初、共通テストの目玉は英語の民間試験の活用と、国語と数学の記述試験の採用でした。
残念ながらどちらも採用は見送られてしまいましたが、思考力・判断力・表現力を問う問題が多く出題されることは予想されていました。
はたして実際の共通テストでは、どの程度の変化があるのかが非常に気になるところでした。

英語の教員である私にとっては、昨日実施された英語の試験問題が大いに気になるところでした。
発表された問題を見て、何よりも目を引いたのは英文の長さと語数の多さでした。
近年、英語の長文化が続いていましたが、今回の共通テストではその傾向は顕著でした。
本番の試験では時間配分に苦労した受験生も多かったことが予想されます。
また、独立した発音や文法問題が無くなり、全てが読解問題となったことで苦しんだ受験生もいたでしょう。
メールや時刻表、プレゼンテーションに関する英文についての出題もあり、より実用的な英文の理解を求める出題となった印象です。
試行テストや模擬試験で想定していたとはいえ、戸惑った受験生も多かったのではないでしょうか。
英語以外にも現代社会など大きく傾向が変わった科目もあり、明日以降の解説や分析が気になるところです。
英語については、大学入試の点数が実際に使える英語につながるのかといった意見は以前からありましたが、今回の出題は間違いなく実用的な英語力を問われる問題であったと思います。
その傾向はリスニングにも顕著に表れていました。
全体として、「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能が総合的に問われる出題でした。
現代社会のグローバル化は急速に進んでいます。
そこでは共通言語としての英語は不可欠なコミュニケーションツールとなっています。
「大学入試のための英語」が「実用的な英語」と重なる部分が多いことは、世界で活躍する日本人を育てる上ではとても歓迎すべきことです。
こうした変化に対応するために、高校の教育現場で求められるものが変わってくるはずです。
正に高校の教育力が問われてきます。
受験生だけでなく、学校にとっても真価が問われているのです。
時代の変化に対応できる教育力を向上させていくために、今後も努力を続けていかなければいけないことを改めて意識させられました。
明日は3年生が登校しての自己採点です。
志望校につながる良い結果となっていることを願っています。

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