つい先日、2月の声を聞いたと思っていたら、あっという間に折り返す時期になっていました。
一日一日は長く感じますが、振り返ってみるとあっという間に過ぎていったように感じます。
緊急事態宣言の延長が発表されてから1週間。
一日あたりの感染者数の減少を知らせるニュースが、連日続いています。
最初のワクチンが日本に到着した知らせも届いています。
劇的な終息は望めませんが、毎日少しずつでもいいので今の非日常が終わりに近づいてくれることを祈っています。
先日、鴻巣市立赤見台中学校での2年生向け高校説明会にお招きいただきました。
こうした機会には出来るだけ直接足を運ぶようにしていますが、私の地元鴻巣の学校からの要請でしたのでとても楽しみに学校へお伺いしました。
赤見台中学校さんには、実は先週も本校の教員がお邪魔しています。
同じ2年生向けの出前授業として、本校国語科の齊藤優里先生が授業を行ないました。
2週続けて本校にお声掛けいただいたことに、改めて感謝申し上げます。
今回の説明会の参加高校は公立、私立合わせて12校。
各生徒さんが希望する高校の説明を聞くスタイルで、20分の説明会を4回実施させていただきました。
本校の説明会には、毎回20名前後の生徒の皆さんに参加いただきました。
説明会が始まって何よりも驚いたのが、生徒の皆さんの自主的な動き方でした。
それぞれの希望に合わせて各学校の説明を聞くスタイルであるため、毎回生徒は教室を移動しなければなりません。
開始時間は当然決まっているため、それに合わせて生徒の皆さんは自分で移動しなければなりません。
4クラスがバラバラになって移動するため、次の予定を全て自分で管理していなければ動けないはずです。
さらにその間、先生方の姿はほとんど表に見えてきません。
と言うことは、如何に自発的に動くことが必要かということになりますが、この自発的な動きが抜群でした。
大きな声を出すことも、大騒ぎすることもなく、整然と時間内に移動し、生徒の主導で各回の説明が始まります。
当然、先生方の姿はそこにはありません。
もちろん、見えないところで先生方の姿を拝見にし、裏方のサポートに徹していらっしゃる様子に感服しました。
移動でさえもこのような様子でしたので、話を聞く姿勢も大変素晴らしかったです。
特に4回目の説明ともなると、お互いに疲れてきます。
聞く方も大変だったことと思いますが、最後の最後まで顔を上げてしっかりと話を聞く姿は、本当に立派でした。
中学生2年生ながら、話を聞くその姿に感服してしまいました。
そうした中での説明ですから、当然こちらも力が入ってきます。
本校の説明だけでなく、高校で何を学ぶのかということについて、私の思いを本気で伝えさせていただきました。
このような説明会に参加させていただく機会は毎年多々ありますが、今回は私の経験の中でも3本指に入るほどの素晴らしい時間となりました。
来年の今頃、この2年生の皆さんが、本校の受験生となってくれることを密かに願っています。
帰り際には、校長先生から素敵な花束を頂戴しました。
さらに…先日出前授業を行なった齊藤優里先生宛に生徒の皆さんが書いた御礼の手紙を預かりました。
それも、全員の生徒さんからの手紙です。
これには、私も大変感激しました(!)
普段の先生方のご指導の賜物であると同時に、日々の努力への敬意を表させていただき、今後の参考にさせていただきたいと思います。
赤見台中学校の生徒の皆さん、そして先生方、素敵な時間を有難うございました。