今日は土曜日、今週も最後の授業です。
この1週間、1年生はG-CATプラグラムの一つである「深谷アンバサダープロジェクト」に取り組んできました。
「深谷アンバサダープロジェクト」は地元深谷市の魅力を再発見し、それを深掘りしてプレゼンテーションするというプログラムです。
毎年1年生が取り組んでいるプログラムで、今年で3回目の実施となります。
各班はクラスの枠を取り払った5名前後で構成され、それぞれの班ごとにテーマを決めて発表の準備を進めていきます。
例年はテーマに合わせたフィールドワークも行ってきましたが、今年はコロナ禍により学外に出ることは控えていました。
そのため情報収集の中心はインターネットとなりましたが、考えもしない着眼点でテーマを決めている班もあり、発表を楽しみにしていました。
そして今日は、各班の予選を勝ち抜いた12班による「ファイナルプレゼンテーション」が行われました。
各班のテーマは以下の通りです。
【A班】マンホールと深谷
【B班】深谷の和菓子
【C班】ふっかちゃんの特徴と誕生秘話
【D班】知られざる深谷商店街の魅力
【E班】深谷の魅力
【F班】深谷の知らない魅力
【G班】深谷の神社と寺
【H班】深谷の偉人
【I班】ふっかちゃんの生態調査
【J班】深谷のいいところは?
【K班】深谷のある高校生の休日
【L班】深谷のまつり
今回のプレゼンには、いくつかの約束事が設けられていました。
タブレットを試用すること、全員が必ず発表することなど決められたルールに基づいて、発表が行われました。
各班ともに発表方法に工夫を凝らし、ユニークなテーマについて調査した成果を発表してくれました。
私も審査員を務めさせていただきましたが、「声量・アイコンタクト」「表現力」「アイディア」「チームワーク」などの項目で採点しました。
特に重視したのは、今回の発表は「調べ学習」ではなく「プレゼンテーション」であるという部分でした。
単に調べたことを発表するだけでは、いわゆる「調べ学習」で終わってしまいます。
そうではなく「プレゼンテーション」の一番の目的である「人の心を動かし、実際に行動に移させること」をポイントに採点をしました。
今回はこれまで以上に「心を動かし」てくれたプレゼンが沢山あり、例年以上にレベルが高い仕上がりとなりました。
中には「唐沢川を観光名所にしよう大作戦」と銘打ち、具体的な企画提案をしてくれた班もありました。
最終的に優勝を勝ち取ったのは・・・D班(!)。おめでとうございます!
深谷商店街の隠れた魅力を、テンポのよさとチームワークで熱くプレゼンしてくれました。
審査員として参加いただいた深谷市役所の福田課長補佐からは、「是非小島市長にも見ていただきたい!」とのお言葉をいただきました。
いつの日か優勝したD班と共に深谷市役所を訪れ、市長の前で発表する機会をセッティングしてあげたいと思っています。
また、ポスターセッションも行われ、深谷の魅力をあふれんばかりに盛り込んだ素晴らしいポスターの数々も展示されました。
今回のプログラム関わった全ての生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。
そしてご指導いただいた先生方に、ありがとうございました。
生徒たちの潜在能力と可能性を見せつけられた一日になりました。