今日は金曜日、今週の授業は今日で終わりです。
10日後に今年度最初の定期試験を控え、各教室では集中した授業が行なわれていました。
今朝はアメリカWalish Academy(ニューヨーク州)との国際交流が、Zoomで行なわれるということで、校長室からご挨拶をさせていただきました。
その後、生徒にバトンタッチをし、生徒が英語で学校の様子を紹介してくれました。
慣れない英語に緊張した様子でしたが、画面越しのコミュニケーションを楽しんでいました。
いつの頃からでしょうか、Zoomのようなビデオ通話が普及し始めたのは。
数年前からSkypeやFaceTimeといったツールは使われていましたが、やはり新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけとなったことは間違いないところでしょう。
全国一斉の臨時休校やテレワークを強いられたことで、必然的に対面のコミュニケーションが制限されてしまいました。
それを補うために一気に普及が進んだのが、ZoomやGoogle Classroomのようなビデオ会話アプリでした。
本校でも休校期間中のホームルームは、ずっとZoomで行なっていました。
慣れてしまうととても便利なツールで、会議で遠方まで行く必要もなくなりました。
その結果、時間の節約だけでなく経費の節約にもつながっています。
そして何よりも、世界と身近につながるようになりました。
コロナ禍で外国へ行くことはできませんが、その代わりに新しいコミュニケーション方法が見つかりました。
「必要は発明の母」ということわざがありますが、正にそうした必要性から生まれたツールなのでしょう。
世界中が未曾有の状況に陥る辛く苦しい時間ですが、ここから次代の文化が生まれてくるはずです。
この非常事態から、次の世代につながる明るい光が生まれてくることを心より願っています。