無念の決断。

今日は月曜日、新しい1週間の始まりです。
教育実習も2週目に入り、実習生の授業も本格的になってきました。
自習期間が終わるまで、若さ溢れる一生懸命な授業を期待しています。
今日の1時間目には、気の重い仕事が入っていました。
それは2年生の学年集会で、生徒たちに「ある報告」をしなければならなかったのです。
「ある報告」とは、修学旅行の海外コースの中止を決定する報告でした。
本校では修学旅行を探求型修学旅行と位置づけ、独自の教育プログラム=G-CATの中心的な行事としています。
単なる旅行ではなく、自分のキャリアプランを築く上でも、極めて重要な行事として取り組んできました。
入学時から事前準備を始め、設定された国内外の6コースから希望するコースを選択する形式を取っています。
現2年生も昨年の段階でアンケートを取り、それぞれが希望するコースが決定していました。
訪問先の現地事情などの情報収集などを続けながら、その場所を実際に訪れることを心待ちにしていました。
コロナ禍により昨年の修学旅行が中止となっていたこともあり、実際には期待とあきらめが半々といった気持ちだったかもしれません。
それでも感染拡大に終息の目処が立ち、なんとか旅行に行けるという淡い期待は持っていたことと思います。
そうしたわずかな期待を裏切ってしまう決定を、今日、生徒たちに伝えなければなりませんでした。
重要な決定事項なので、文書や担任からではなく、どうしても私の口から直接伝えたくて今日の学年集会を設定してもらいました。
壇上から中止の決定を報告した時、生徒たちは何ともいえない表情をしていました。
半ば分かっていたことが現実になった落胆の表情、ああやっぱりといったあきらめの表情、行くか行かないか分からない不安から解放された安堵の表情・・・。
それぞれ受け止め方は違っていたと思いますが、生徒たちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
人知のおよばないことではありながらも、それを何ともできない自分の無力さにやり切れなさを感じました。
感染拡大については、まだまだ予断を許さないところです。
もしかしたら、国内コースでさえも実施できないかもしれません。
今後、ワクチン接種が順調に進み、みんなの笑顔と一緒に修学旅行に行ける日を夢見ています。
生徒たちにとって大変残念な報告になってしまいましたが、この苦渋の決断が彼らに理解してもらえる日がいつか来ることを願っています。
国内コースの候補地はすでに発表されていますが、正式なコース決定は7月になります。
海外コースに負けずとも劣らない、充実したコースを準備したいと思います。

 

 

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