Uno a Zero. 

今週も折り返しを過ぎました。
オリンピック開会式まで1ヵ月を切り、新型コロナ感染者数が日々気になるところです。

今、校長室には一つの優勝カップが置いてあります。
昨日行なわれた全国高校総体(インターハイ)埼玉県予選で、サッカー部が優勝を飾ってくれました。
決勝では県内屈指の古豪である武南高校を、1対0の接戦の末にこの優勝カップを手にしました。
西武台高校に0対4で敗れた関東大会予選の悔しさを、全国大会出場という結果で見事に晴らしてくれました。
決勝のスコアも1対0でしたが、今大会は初戦から5試合連続して、1対0で頂点までたどり着きました。

1対0で試合を終えることを、サッカーの専門用語では「ウノゼロ」と呼ぶそうです。
イタリア語で1-0のことを「Uno a Zero (ウーノ・ア・ゼーロ)」と言うことから来ているそうです。
鉄壁の守備「カテナチオ」で有名なイタリアサッカーでは、1点を取ったら後は堅い守備で守り抜くのが美学となっているそうです。
「一番美しい勝ち方」と言われる「1対0=ウノゼロ」で、全ての試合に勝ったことはまさに奇跡のような勝ち方と言ってもいいのでしょう。
小島監督は「たまたまこのスコアになった・・・」と謙遜しますが、選手たちの粘り強さがもたらした「美しい勝利」だったのだと思います。
県内には武南高校以外にも、昌平高校や西武台高校といった強豪がひしめき合っています。
インターハイ予選を制したとはいえ、サッカー部にとっては冬の全国高校選手権が出場が最大の目標です。
今回の優勝が大きな自信となり、インターハイでの活躍が更なる成長につながることを願っています。
しばし優勝の喜びに浸り、次なる闘いに備えて英気を養って欲しいと思います。
サッカー部の皆さん、優勝おめでとう!

 

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