今日は日曜日、一般的には会社も学校もお休みで、鋭気を養う休日となっています。
しかし、夏のインターハイ出場を賭けた高校スポーツ界では、今日も各地で熱戦が繰り広げられました。
すでに先週全国切符を勝ち取ったサッカー部をはじめ、女子卓球部、山岳部(女子)がインターハイの出場を決めていますが、今日は男子バスケットボール部が、県大会の準決勝、決勝に挑みました。
昨冬の全国大会(ウィンターカップ)でベスト8進出を果たした男子バスケットボール部ですが、今日は10年連続のインターハイ出場を賭けて、決戦に臨みました。
成田監督からは、チームの実力をきちんと出せば全国切符も心配ないとは聞きながらも、その結果が気になって仕方がありません。
県予選は無観客開催ということで、インターネットで結果を気にしながら一日を過ごしました。
危なげなく準決勝を勝ち上がり、決勝の埼玉栄高校戦を迎えました。
決勝戦はYoutubeで生配信されるということで、自宅で気にしながら一日過ごしていました。
来客などの予定もあり、最初から最後まで試合を見ることは出来ませんでしたが、優勝を決めた瞬間はしっかりとこの目で見せて貰いました。
最終スコアは115対68、見事な完勝でした。
点差が開いても緊張感が途切れること無く、さらに点差を広げていきました。
バスケットボールというスポーツは、ハビットスポーツとよく言われます。
ハビット(habit)とは「日常の習慣」のことです。
日常の習慣がそのままプレイに出ると言われるバスケットボールですが、本校のバスケットボール部員の学校での生活の様子は、まさにプレイに表れていると思います。
全国出場を決めた男子はもちろん、今回は惜しくも優勝を逃した女子の部員たちもとてもしっかりとした学校生活を送っています。
クラブ活動はあくまでも、学校生活の一部です。
コート上で過ごす時間よりも、教室で過ごす時間の方が長いのは当たり前の話です。
そしてバスケットボールを離れたところでの行動が、コート上での行動につながるはずです。
とは言え、日常生活が必ずしも結果にはつながらないかもしれませんが、少なくともその確率が上がることを部員たちは証明してくれました。
私自身、恥ずかしながらなんとなく毎日を過ごす日々が続いていますので、これを機に日常の習慣を見直していきたいと思います。
改めて、男子バスケットボール部の皆さん、10年連続13度目のインターハイ出場おめでとうございます。
全国の舞台での正智旋風を期待しています!