今日は9月6日、学校が再開される日です。
学校が再開されるとはいえ、9月中は感染防止対策を徹底するために、オンライン授業となります。
先週1週間を準備期間とし、今日から始まるオンライン授業に備えました。
Zoomを通じての朝のホームルームでは、久しぶりにクラスメイトと顔を合わせ、画面の中で笑顔がはじけていました。
1年生にとっては初めての授業形態となりますが、マイペースで学習を進められることは活用次第では確実に実力アップが図れます。
自主的に学習に取り組む姿勢は、「自律」と「自立」ができる人間力を養ってくれるはずです。
授業はもちろんですが、その後の課題提出を怠らずに、しっかりと自発的に取り組んでください。
本当の学力は、自ら学ぶことで身につきます。
自宅での感染不安の少ない環境の中で、自分自身を高める努力を続けてくれることを期待しています。
コロナ禍の中で爆発的に活用が進んだツールは多々ありますが、何と言ってもビデオミーティングシステムの「Zoom」ではないでしょうか。
Zoomによって遠隔地への主張や会議への参加や、海外との交流も簡単にできるようになりました。
今回のようなクラス単位でのホームルームやオンライン授業など、これまで想像もできないことが可能になりました。
FaceTimeやskypeのようなツールもありましたが、Zoomほどの使い勝手のよさはありませんでした。
Zoomによってできることが増えると同時に、実はあまり必要ではないことも洗い出されてきました。
長距離の出張や会議のために一箇所に集まることに疑問が生じてきました。
もちろん実際に顔を合わせるコミュニケーションに勝るものはありませんが、その必要性に優先順位がつけられるようになりました。
少なくとも私にとっての選択肢が増えたことは間違いありません。
先週の金曜日、現在、国際交流の準備を進めているアメリカ/ニューヨーク州のWalsh AcademyとZoomミーティングを行いました。
現地との時差が-13時間あるため、21:00から自宅でミーティングに参加しました。
接続に多少手間取りましたが、距離と時差を全く感じさせないほどスムーズに打ち合わせができました。
Walsh Academyの校長先生はじめ、多くのスタッフの方やコーディネーターの方と顔を見ながら直接話をすることができました。
実際に顔を見ながらのコミュニケーションによって、メールやFAXでは伝えられないニュアンスまで伝えることができました。
こうしたミーティングを重ねることで、近い将来、直接会うことができた時には、さらに親近感が高まっていることでしょう。
それまでに、しばらく使っていなかった英語をもう一度ブラッシュアップしておかなくては・・・。
こうした交流が可能になったのもZoomのお陰です。
コロナ禍によって失ったものは沢山ありますが、新たに手にしたものも少なくないはずです。
無くなったものを嘆くのではなく、手にしたものを喜んでいきたいと改めて思いました。