ここしばらく肌寒い日が続いていましたが、今日は少し暖かな陽気になりました。
例年はまだまだ残暑が厳しい時期ですが、今年はどうしたのでしょうか。
この後の暑さの揺り戻しが気になるところです。
毎年夏になると、我が家の門扉に可愛い(?)珍客があります。
この写真がその珍客です。
少し分かりにくいので近くに寄ってみると・・・
そうです、ヤモリです。
ハ虫類や両生類が苦手な人には申し訳ないところですが、毎年ヤモリが我が家にやって来るのです。
夜になって外灯が点くと、いつの間にやら姿を表すのです。
昨夜、久しぶりにその姿が確認できました。
生まれて間もないもっと小さいサイズの時に、その姿を目にしたこともありました。
ヤモリは害虫を食べてくれることから「家を守る幸せの象徴」とされてきました。
また「富の象徴」とも言われ、電気があまり普及していない時代にも電気を灯せていたお金持ちの家の灯りに寄ってきたことから、
家が繁栄する守り神とされていたそうです。
また、漢字では「家守」「屋守」と書くこともありますが、漢字で書くと本当に家の守り神のようで、思わず「ありがたさ」を感じて
しまいます。
そのためヤモリの姿を見ることができた夜は、気持ちが少しホッとします。
思わずそっと手を伸ばして捕まえようとしたこともありますが、手の平には入るもののいつの間にか逃げられてしまいます。
なぜか毎年我が家のこの外灯のところでしか、その姿を見ることがありません。
きっとこの外灯の近くが、ヤモリにとってのベストポジションなのでしょう。
このヤモリですが、英語では「GECKO(ゲッコー)」と言って、これまた「幸福」や「幸せ」の象徴として親しまれています。
ハワイでは「AUMAKUA(アウマクア)」という守り神の化身とさえ、言われているそうです。
本当にささやかなことですが、夏の間は、毎日帰宅するときにヤモリを見つけるのが日課になっています。
今日も我が家を守ってくれてありがとう!
これからも見守り続けていて下さい。