今日は9月22日。
慌ただしさを言い訳に、すっかり忘れていましたが、昨夜は「中秋の名月」でした。
「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の夜に見られる月のことで、十五夜といった方がなじみ深いでしょうか。
中秋の名月=満月、と勝手に思い込んでいましたが、中秋の名月が満月と重なったのは8年ぶりだそうです。
中秋の名月の一日遅れとなった今日でしたが、今日も変わらずにお月様は満月で迎えてくれました。
昨日の分も挽回しようと、今夜はゆっくりと満月を堪能しました。
ちなみにお月見の習わしは、平安時代の貴族たちの間で広まったそうです。
その後、江戸時代には一般庶民の間にも広がり、秋の農作物の豊かな実りの象徴として満月を
眺め、お供えをしながら収穫の感謝や祈りを捧げる風習へと変化していったそうです。
満月をじっと見ていると、不思議な気持ちになってきます・・・。
その圧倒的な存在感ゆえに、満月を見ていると全てのことがちっぽけなことに思えてきます。
今の悩みがどれほどちっぽけなのかを実感すると、本当にその悩みが小さくなっていく気になるから不思議です。
コロナ禍の今、身体ではなく心の疲労感が激しいことを実感します。
そんな時には今夜のように、夜空を見上げてみたいと思います。
月の大きさに比べたら、今の悩みがどれほど小さなことかに気付きます。
実際に悩みごとが無くなるわけではありませんが、少しだけ気持ちをリセットすることができました。
満月への感謝を胸に、今日も一日お疲れ様でした。