今日は12月1日、師走の始まりです。
本校では今日から定期試験が始まりました。
1,2年生にとっては後期中間試験②、3年生にとっては卒業試験となります。
3年生は今回の試験が、高校生最後の定期試験になります。
有終の美を飾るべく、最後まで全力で試験に臨んで欲しいと思います。
また、大学受験においては学校推薦型入試の合格発表が今日から始まりました。
指定校推薦をはじめとする推薦入試には、多くの生徒が挑戦しています。
国公立大学の合格の一報も届き、受験シーズンの幸先の良い報せとなりました。
試験が終了した午後には、教員の研修会が行なわれました。
研修のテーマは「最新の大学入試情報と観点別評価について」です。
(株)エデュフィールドの光延栄治氏を講師に招き、大学入試の最新動向と観点別評価の在り方について情報共有を図りました。
観点別評価については、来年度入学生から始まる新たな学習評価法です。
①知識および技能
②思考力、判断力、表現力等
③学びに向かう力、人間性等
社会の劇的な変化に合わせて、社会から求められる力が変化してきています。
それに合わせて大学入試改革が行なわれ、これからの時代に求められる学力も大きく変わってきています。
求められる学力の変化に対応するために、①~③の3つの観点に整理をして学習評価を行うことが観点別評価です。
本校でも教務部を中心に議論が重ねられ、各教科ごとの方向性が出されてきています。
今回の研修会を機にさらに議論が進み、本校として適切な観点別評価の基準を見出していきたいと考えています。
多くの先生方が、普段以上に真剣な表情で説明を聞かれていました。
3つの観点をどのように評価していくかについては、さまざまなモノサシが必要です。
これまでペーパーテストだけで図れていた学力に対して、異なる確度からの視点からの求められてきます。
私たち教員は、常にアンテナを高くして情報収集に努め、継続して研鑽を積んでいかなければいけないことを改めて痛感しました。
長時間にわたる研修会、大変お疲れ様でした。