本日、令和4年度第65回入学式が挙行されました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、保護者を1名に制限するなど多くの感染防止対策にご協力いただきました。
式典に臨むに当たり、何よりも感激が止まりませんでした。
コロナ禍による不安が尽きない中、386名もの新入生を迎えることができたことに、ただただ感謝の思いしかありません。
感染不安が尽きない中での高校受験は、生徒はもちろん保護者の皆さんにとっても苦しかったことと思います。
そうした状況にも関わらず、多くの生徒が本校を選んで入学してくれました。
今春埼玉県内の中学校を卒業した生徒数は62,723名、本校の入学生が386名。
単純に割り算をすると、その出会いの確率は0.6%になります。
この確率は自然妊娠で双子の赤ちゃんを授かる確率とほぼ同じだそうです。
教育者の森信三先生はこのような言葉を残しています。
「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」
正に今日の新たな出会いは貴重で、尊いものです。
出会いに感謝をすると共に、これから始まる高校生活に大いに期待したいと思います。
海の向こうに目を転じれば、ロシアによるウクライナへの侵攻が続いています。
今こうしている瞬間にも、多くの人の命が危険にさらされているのです。
今日の門出を迎えるに当たり、改めて平和のありがたさを噛み締めて欲しいと思います。
今ここに生きていることの幸せを実感しながら、明日からの充実した高校生活を送ってくれることを期待しています。
人は幸せになるために生きているのです。
生徒と教員、そして保護者の皆さんと力を合わせて、共に幸せへの第一歩を刻んでいきましょう。
入学おめでとうございます!