ハイクオリティに驚き。

4月9日土曜日、1年生にとっては入学後最初の土曜日となりました。

本校では、原則として隔週土曜日で授業や講習を行なっています。

時期によっては一部変速的な場合もあり、入学後間もない今日は新入生歓迎会が行われました。

1年生のみが体育館に集まり、歓迎イベントとクラブ紹介が行われました。

コロナ禍以前は全校生徒が揃って新入生歓迎会を行なってきましたが、感染防止対策もあり限定的な実施となりました。

各クラブが作成した動画の説明を中心に、限られた2分以内という時間内で効率よく活動が紹介されていました。

体育館の広報で活動紹介を聞いていて、何よりも驚いたのが生徒が作成した動画の質=クオリティの高さでした。

紹介動画は1分30秒以内と決められていたそうですが、iPadを駆使して作成された動画はどれも驚くほどの出来栄えでした。

撮影アングルや中身の構成、音楽の選択などプロ顔負けの高いレベルの動画がたくさんありました。

YoutubeやSNSで様々な動画に触れている生徒たちにすれば、よい見本を日常的に見ていることになります。

また、自分自身で情報を発信している生徒もいるでしょうから、当然そのレベルは向上していくはずです。

「学ぶ」は「真似ぶ」から始まるとよく言いますが、正に優れた動画からヒントやアイデアをたくさん貰っているのでしょう。

改めてデジタルネイティブ世代の持つ発信力の高さを思い知らされました。

今回のような情報発信技術は、今後プレゼンテーションをする際にも強味となっていくことでしょう。

そうした意味では、早い段階からIPadを導入し、プレゼンの機会を設けてきた本校の取り組みの成果であると実感しています。

しかしながら、使えるテクニックが増え、iPadの活用スキルが上がったことだけで満足していてはいけません。

プレゼンの本来の目的は「相手を動かすこと」です。

気持ちを動かして「行動」に移させることです。

今回の活動紹介で言えば、新入生を自分のクラブに「入部してもらう」ことです。

最終的に新入部員獲得に成功したクラブのプレゼンが、プレゼンとしては成功したということになるのです。

今年度の新入部員数を見ながら、違った視点でプレゼンの成果を見てみたいと思います。

学校説明会でプレゼンをする機会の多い私にとっても、とても参考になるクラブ紹介でした。

コロナ禍の中、工夫を凝らして歓迎会を運営してくれた生徒会の皆さん、大変お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました!


   生徒会担当の佐竹教諭と生徒会の皆さん

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