4月14日、昨日とは打って変わって肌寒い一日になりました。
新入生オリエンテーションも今日で最終日。
今日もチームビルディングとSDGsカードゲームを通じて、クラスの親睦を深めながら研修が行われました。
1年生も明日から本格的に授業が始まりますが、心と身体のウォーミングアップは万全ですか。
何事も初めが肝心です。
このオリエンテーションで説明されたことを思い出して、充実した学校生活を過ごして下さい。
さて、昨日の夕方のことです。
チームビルディングの表彰式を終え、総合体育館(ビッグタートル)を出ようとした時、スポットライトが当てられたこんな看板を目にしました。
そうです、先日の北京パラリンピックで大活躍をした村岡桃佳さん(H27卒業)のパネルです。
メダルを獲るたびに発行された読売新聞ぼ号外が、玄関入り口の正面に飾られていました。
深谷市を上げて村岡さんの活躍を喜んでいただいていることがとても嬉しく、とても誇らしい気持ちになりました。
そんな村岡さんのことを思い出しながらも、そのまま学校に戻り校長室で仕事をしていると、突然、サプライズゲストが入ってきました。
なんと、村岡さん自身が車イスでサーッと校長室に入ってきたのです。
正に彼女のことを考えていたところだったので、とても驚いてしまいました!
高校時代の友人と待ち合わせして、担任の稲葉先生を訪ねてきたとのことでした。
全くのプライベートでの来校でしたが。その帰りがけに挨拶に立ち寄ってくれました。
本人と直接話すのは東京パラ五輪の前以来だったので、大活躍への労いと祝福をさせていただきました。
本来は全校集会等に招いて、生徒たちに体験を話して欲しいと思っていましたが、タイミングが合わずにまだ実現できていません。
それでもその前に本人に会えたのは、何よりも嬉しかったです。
日本代表するアスリートとなり、少し遠い存在になってしまったように感じでいましたが、母校に帰ってくると普通の卒業生です。
高校時代の思い出話やエピソードをひとしきり話してから、メダルを見せて貰いました。
初めて手にしたパラ五輪の金メダルは、キラキラに輝きを放っていました。
裏面には出場した種目名が刻まれ、激走する桃佳さんの姿が透けて見えるようでした。
持たせていただいた感触は、ズバリ「重い!」
重量の重さはもちろん、そこに染み込んんだ汗と涙の重さがズッシリと手に伝わってきました。
帰り際、この先の新たなチャレンジついて、今考えていることを少しだけ教えてくれました。
これから先の桃佳さんの活躍を楽しみにしています。
17日(日)には深谷駅前でパレードが予定されています。
またその時に勇姿を見せてくれることを楽しみにしています。