金曜日、今週は今日で授業は終わりです。
台風接近の影響か、今日は一日中、雨まじりの天気となりました。
先日読んだ本に、とても興味深いことが書かれていたので紹介したいと思います。
本のタイトルは『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とは心理学者アドラーの言葉ですが、人間関係はとても難しい問題です。
その人間関係を構築するためのコミュニケーションについて学びたいと思い、購入した本です。
その中で「挨拶」について書かれていた部分がありました。
「気持ちのよい挨拶」は本校でも学校運営の基本方針として掲げています。
以下に抜粋して紹介します。
【どんなときも自分から挨拶する】
挨拶は先手必勝です。先にした方が勝ちなのです。
目も合わせず、ぼそっと挨拶すると、その日一日が台なしです。
挨拶はアイコンタクトをして、明るくが基本です。
自分の機嫌や体調の良い悪いにかかわらず、いつもするのが挨拶です。
嫌われる人は機嫌が悪いと挨拶がブスッとしています。
自分からするのが挨拶です。
「おはようございます!」と相手に言われてから言うのは、挨拶ではなく単なる応答です。
そして、「おはようございます。今日は良い天気ですね」と続けて一言つけ加えられると会話が生まれます。
【挨拶は人柄と人付き合いの縮図】
挨拶は人と関わりを持つための第一歩です。
しかし、挨拶を甘く見てはいけません。
挨拶の仕方を見れば、その人がどんな人物なのか、相手に対してどんな序列をつけているのかすぐに分かるからです。
新卒の採用担当者は「元気に挨拶できるだけで、学生さんの場合はかなり好印象です」と言います。
そこに人柄が出るからです。
大声で話す人には嘘つきはいないと言われますが、明るい笑顔で大きな声で挨拶できると、それだけで元気でコミュニケーション能力
がある人に見えます。
多くの人は、友だちには気楽に、お客様には丁寧に挨拶すると思います。
挨拶はあなたが相手にどんな序列をつけているのかを反映し、周りに知らしめています。
挨拶とはあなたの人柄と人付き合いの縮図なのです。
本書を通じて、改めて「挨拶」の大切さを知りました。
これからも、明るく気持ちのよい挨拶を、心を込めて、先手必勝で行っていきたいと思います。