対人関係の悩み。

週の始まり月曜日、今日も清々しい気持ちのよい一日となりました。

先週から各クラブの公式戦が続いているところですが、感染防止に努めながら今週も頑張って欲しいと思います。

今朝、家を出る時に次女がこんな言葉をつぶやいていました。

「あーあ、月曜日は学校に行きたくないな‥‥」

それ以上は深くは聞きませんでしたが、子供には子供なりの悩みがきっとあるのでしょう。

 

「すべての悩みは対人関係の悩みである」  

 

これはオーストリア出身の精神科医で、心理学者でもあるアルフレッド・アドラーの言葉です。

アドラーは、かの有名なフロイトやユングと並ぶ心理学界の巨人の一人です。

アドラー心理学に基づいて書かれた「嫌われる勇気」という本は、数年前に50万部を超えるベストセラーにもなりました。

この言葉を頭に置きながら、改めて自分の悩みごとを考えてみると、確かに「対人関係」に起因することが圧倒的に多いことに気づきます。

もちろん対人関係以外にも、対処しなければいけない「悩み」は山ほどあるのは事実ですが、それらには対応策があることがほとんどで、それさえ見つかってしまえば解決できることばかりです。

「悩み」とは、すなわち「心の苦しみ」のことです。

そういった意味では、解決できる問題は「悩み」ではないと言ってもいいのかもしれません。

心を苦しめるほどの悩みといえば、やはり「人間関係」につながることがほとんどでしょうか。

本校においても、新入学やクラス替えによって新しい人間関係がスタートしました。

気心の知れた友達がいる場合もあれば、全く新しい人間関係を築いていかなければいけない場合もあります。

友達関係はとても重要なことかもしれませんが、それだけに縛られてしまうと心が苦しくなり、正に「悩む」ことになってしまいます。

自分以外の人の気持ちをコントロールすることは不可能です。

その人の言葉や態度によって感情がかき乱されたり、振り回されてしまうことは私にもよくあります。

その度に自己嫌悪に陥ることも少なくありませんが、自分自身が招いたことなのであきらめて受け止めるようにしています。

高校生の頃は、そうした悩みが勉強や部活に影響することが少なくありませんでしたが、今はそこまで深刻になることはありません。

それはきっと、これまでの54年間の人生の中で「悩み」への免疫力がついたのかも知れません。

当時はものすごく傷ついたり、怒ったり、落ち込んだりしたこともあったのでしょうが、今となってはその時の感情はどこにも残っていません。

このことをして「年を取った」というのでしょうが、別の言い方をすると「人間関係のワクチン」によって「抗体ができた」とも言えるのかもしれません。

若い頃に人間関係で苦しむことがあったとしても、その結果、対人関係における抗体ができるのだとしたら、その苦しみは決して無駄にはならないはずです。

その苦しみこそが「ワクチン接種」であり、その後のギクシャクが「副反応」だと考えると、何だか気持ちが軽くなりませんか。

若干、無理矢理感はありますが、ある種、割り切っていかないと前に進めなくなってしまいます。

生徒たちの中には、人間関係の悩みで学校から足が遠のいてしまうケースもあります。

大変残念ながら、進路変更に至ってしまうようなケースもあります。

人間が人間である限り、対人関係の悩みは尽きません。

アドラー博士の言っている通りです。

だからこそ発想を切り替えて、「ワクチン接種」程度の気持ちで交友関係を広げて欲しいと思います小学生でもわかる『嫌われる勇気』の要約|本の感想・名言・ドラマも小学生でもわかる『嫌われる勇気』の要約|本の感想・名言・ドラマも。 アルフレッド・アドラーとは?彼の心理学と本、名言のすべて

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