綿毛。

火曜日、天気予報では午後から雨の予報が出ていました。

春の変わりやすい天気は、服装と持ち物に悩んでしまいますね。

出勤時、深谷駅から学校まで歩いている時に、春らしい植物の姿を見つけました。

それがこちらです。

そうです、タンポポの綿毛です。

子どもの頃、学校の帰り道にタンポポの綿毛を見つけては、思いっきり息を吹きかけたものです。

母親からその綿毛が耳の中に入ると耳が聞こえなくなると言われていたので、急いで耳をふさいだことも鮮明に覚えています。

なんだかとても懐かしくなって、思わず足を止めてしまいました。

タンポポの綿毛は種ですから、花自体は少し前に咲いていたはずでしょうが全く気付きませんでした。

せっかくなのでタンポポについて少し調べてみました。

タンポポの花言葉は「幸せ」「愛の信託」「真心の愛」「別離」です。

タンポポの花言葉の多くは、ヨーロッパで昔から親しまれてきた「タンポポの綿毛を一息で吹き切ることができれば恋心が叶う」

という恋占いに由来しているそうです。

そう言われてみると、確かに恋占いに関係する花言葉ばかりです。

「真心の愛」は、タンポポが太陽に向かって真っ直ぐに咲く姿を恋心に例えたものだそうです。

誰かのことを思う深い愛情が感じられる花言葉ですね。

タンポポの英語名は「ダンデライオン/dandelion」。

「ライオン」という言葉が入っているのは、綿毛がライオンのたてがみに似ているからだと思っていましたが、違っていました。

ダンデライオンをフランス語で書くと「dent de lion」となり、「ライオンの歯」という意味だそうです。

タンポポのギザギザの葉っぱが、ライオンの歯を連想させるからだそうです。

タンポポの根から作ったタンポポコーヒーというものを飲んだこともありますが、何だか身体に良さそうな味わいでした。

また、「ダンデライオン」というと松任谷由実さんの「ダンデライオン~遅咲きのタンポポ」という歌が思い出されます。

この曲の名前を聞くと、何だか切なくなってしまうのはなぜでしょうか。

きっとその当時の色々な思い出が、そう思わせるのかもしれません。

私と同世代の皆さんには、同じような感覚になる方もいるかもしれませんね。

それでもメロディラインのとてもきれいな曲です。

 

君はダンデライオン♪

傷ついた日々は 彼に出逢うための

そうよ 運命が用意してくれた大切なレッスン

今 素敵なレディになる♫

 

タンポポの綿毛のように、軽やかにどこかへ飛んでいってしまいたい、という気持ちになる時もありますが、

「運命が用意してくれた大切なレッスン」だと思って、頑張っていきたいと思います。

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