無念、残念。

今日は5月13日、金曜日です。

何年かに一度、その月の13日が金曜日に当たることがあります。

20年以上前の1980年、「13日の金曜日」とうホラー映画が大ヒットしました。

その後も続編が何作か公開され大ヒットしましたが、主人公のジェイソン・ボーニーズは大人気キャラクターとなりました。

その影響からか、ある月の13日が金曜に当たると、なんだか不吉な予感がしてゾワゾワした気分になってしまいます。

それでも今日は金曜日、今週最後の授業となりました。

昨日のインターネットニュースにこんな記事が出ていました。

 

「デフリンピック日本代表、全競技で出場辞退 選手団に新型コロナまん延」

 

デフリンピックとは聴覚障害者の国際総合大会のことで、聴覚障害がある方たちのオリンピックとも言える世界規模の大会です。

現在ブラジル南部のカシアスドスルで開催されている第24回夏季大会には、日本施主団149名が参加しています。

その女子バレーボールの日本代表として、本校卒業生の平岡早百合さん(H30年卒業)が選ばれています。

平岡さんは本校3年生に在学中、前回第23回サムスン大会にも代表として選ばれ、見事金メダルを獲得しました。

在学中は障がいをものともせず、女子バレーボール部に所属して活躍していました。

今回は2大会連続で代表に選出され、チームは準決勝まで進出していました。

あと一息で二連覇を果たすという目前での辞退に、さぞかし無念であることと思います。

今回の辞退はバレーボール以外の日本選手団の中で新型コロナウイルス感染者が出たために、日本選手団は全ての競技で棄権することを決めたそうです。

15日の閉会を前に、日本選手団はすでに史上最高の30個のメダルを獲得していました。

更なる活躍が大いに期待されていたところですが、選手の健康と安全は何物にも変え難い尊いものです。

そうした中で辞退という苦渋の決断をされた代表団の皆さんは、さぞかし断腸の思いであったことでしょう。

平岡さんをはじめとする選手の気持ちを思うと胸が苦しくなりますが、日本代表として準決勝まで勝ち上がったことを誇りに、胸を張って帰国していただきたいと思います。

また、陽性となった方々の一日も早い回復をお祈りしています。

選手の皆さん、スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。

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